ウラタグループ、カンボジアでの建築認証業務に関するMOU締結
千葉県浦安市に本社を置く株式会社ウラタは、その100%子会社であるURATA (CAMBODIA) CO., LTD.が、フランス本社の試験・検査・認証のリーダー企業Bureau Veritasとの間に、カンボジアでの建築分野における認証・検査業務に関する覚書(MOU)を締結したことを発表しました。
MOUの目的と意義
このMOUは、国際的な品質や安全基準を基にしながら、カンボジア国内の具体的な建設規制や制度運用を考慮した認証・検査体制の構築を目指しています。この協力により、カンボジアにおける建設プロジェクトの信頼性や付加価値を高めることが期待されています。
MOUの締結に際しては、2026年4月3日にカンボジアのプノンペンで署名式が行われ、カンボジアの国土管理・都市計画・建設省のチャン・ソパール閣下を始め、各国の大使館の関係者や建設団体の代表者が出席しました。式典では両代表によってMOUの趣旨が説明され、その後正式な署名と記念撮影が行われ、今後の協力関係への期待が高まりました。
カンボジアの建設市場の現状
カンボジアでは近年、多くの建設・不動産プロジェクトが進行中であり、その一方で品質や安全性、規制遵守の確保が大きな課題となっています。URATA (CAMBODIA)は、カンボジアでの建築認証制度に基づく実務経験を持っている一方、Bureau Veritasは国際的な試験・検査・認証分野の専門性を持っており、二社の知見を結集することで、カンボジアの持続可能な発展に寄与することを目的としています。
URATA (CAMBODIA)の役割
URATA (CAMBODIA)は2019年に改訂された建設関連法を受け、2022年にカンボジア初の外資系建築認証機関としてライセンスを取得しました。同社は建築確認申請の受理や設計図書の審査、国家建築基準への適合性評価などを行う独立した第三者認証機関として機能しています。特に日本での品質管理のノウハウを活かし、信頼性の高い認証業務を提供しているのです。
ウラタグループの取り組み
ウラタグループは日本国内での建設事業を基盤にしながら、カンボジアでは建設分野に加え、公共性や専門性の高い建築認証業務にも取り組んでいます。このMOU締結を通じて、国際的な専門機関との連携による品質や安全性の確保を強化し、カンボジアの建設市場の健全な発展を目指しています。
代表取締役社長の浦田一哉氏は、「本MOUは当社の建築認証業務において国際的な専門機関との協力関係を明確にするものであり、今後カンボジアの建設分野に貢献していくことが目標です」と述べています。
また、Bureau Veritasの東南アジアセールスディレクター、マルタン・ディリー氏も、「このMOUを通じて、両社の知見を活かし、建設分野における品質や安全性を高める取り組みを進めていきます」と述べ、今後の連携に期待を寄せています。
会社概要
URATA (CAMBODIA) CO., LTD.は2015年に設立され、建設関連業務を中心に技術支援や関連協力を行っています。設立以来、カンボジア国内での建設の健全な発展に寄与する取り組みを続け、このMOUもその一環として位置付けられています。カンボジアの未来に貢献するウラタグループの動向を見逃さないようにしましょう。