空港アートの旅
2025-04-27 10:39:27

成田空港第1ターミナルで出会うアートの旅立ちと再会の物語

成田国際空港に広がるアートの旅



成田国際空港第1ターミナルにて、特別な展示プロジェクトが登場し、旅の始まりと再会の感動を絵画で表現しています。このプロジェクトは、「空港」「桜」「アート」といったテーマで構成されており、全4面にわたってアーティストたちの心温まる作品が展示されています。

このプロジェクトの開催は2025年春に予定されており、4階の中央ビル本館にて展開される予定です。展示を企画したのは、アートの普及を目指すリフレクトアート株式会社。これにより、空港という多くの人が行き交う場所でアートとの出会いを提供し、訪れる人々の心に深い印象を残すことを目指しています。

物語のテーマ:新たな始まり



「毎終わりは新たな始まり」というメッセージが込められた本展示は、桜の花びらが世界中を旅し、また戻ってくる光景を想起させます。4名のアーティストによるそれぞれの作品は、人々が出会い、再会し、新たな旅立ちを迎える様子を描いています。

特に、このプロジェクトでは空港内の保育ルーム「たんぽぽ」の園児たちとの共同制作も行われました。園児たちとアーティストたちの手によって生まれた作品は、地域との結びつきを感じさせ、より一層温かみのある展示となることでしょう。

参加アーティストの紹介



鈴木 真里奈


東京都豊島区出身のアーティストで、様々な美術展でオリジナル商品を制作しています。G7広島サミットにも参加し、環境意識の高い作品作りを行っています。

細谷 みづき


神奈川県横須賀市出身、2023年に多摩美術大学を卒業。多くの地点でアート作品を展示し、多様なプロジェクトに参加しています。

庭山 瑞季


新潟県出身で、看護師としての経験を活かし、人々の心に寄り添った作品を制作しています。

わだ のぞみ


ぬいぐるみ作家として、独特な作品作りを行う傍ら、地域でのワークショップを通じてアート体験を提供しています。

16時間の挑戦



この仮囲いアートは、合計で横幅40メートル、高さ3メートルという大規模なもの。アーティストたちは、空港での特別な夜にかけて計16時間の作業を行い、手描きの絵画を仕上げました。現場では、照明や利用者の視線、空間そのものを考慮しながら、豊かな質感と迫力を持った作品を完成させています。手描きならではの微細な凹凸がアートに命を吹き込み、個性あふれるアート空間を創り出しました。

作品を通じて、旅立ちの希望と再会の喜びが表現されています。子供たちの描く桜の花びらが訪れる人々を迎え、彼らに彩りを添えることでしょう。仮囲いという通過点がアートによって立ち止まりたくなる場所へと変わる瞬間を感じられることでしょう。

展示の詳細



展示は成田国際空港第1ターミナル中央ビル本館4階で行われ、公開日は2025年3月12日から約1年間を予定しています。観覧は無料で、誰でも自由に観ることができます。

また、成田空港第2ターミナルでは、このプロジェクトの参加アーティストやリフレクトアートによる一点もののアート雑貨を扱う「ものとアート」が展開されています。手描きの文具やガラス、陶器のアクセサリーなど、ここでしか手に入らないアイテムが揃っています。

未来のアートを目指して



リフレクトアートは「芸術の最初のキッカケを創る」を企業理念に掲げ、アートと商業の融合を目指し活動を展開しています。代表の福村彩乃は、音楽と美術を学び、その経験を活かし次世代のアーティストをサポートする事業を推進しています。

空港でのアート展示を通じて、訪れるすべての人々が新たな発見をし、アートと出会う楽しさを感じることができるでしょう。


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