木更津高専のワークショップ
2025-10-23 12:07:53

木更津高専が実施した子ども向けDNAワークショップの様子

木更津高専による科学体験ワークショップの開催



令和7年9月27日、千葉県木更津市に位置する木更津工業高等専門学校が、イオンモール木更津で「DNAを採取して、見てみよう🔍」という楽しいワークショップを催しました。このイベントは地元の小中学生を対象に行われ、科学の楽しさを体験することを目的としています。

ワークショップの詳細



このワークショップは、午前と午後の2回に分けて開催され、各回16名、合計32名の参加が可能でした。しかし、実際には19名の子どもたちが集まり、ワークショップの貴重な体験に挑戦しました。会場はイオンモール木更津の1階にあるサウスアトリウムで行われ、広々とした空間が提供されました。

子どもたちは、冷凍ブロッコリーを使用してDNA抽出の実験に取り組みました。具体的には、ブロッコリーのつぼみをはさみで切ったり、乳鉢で潰して細胞を破壊するという工程を実施。参加者たちは教員や学生補助者の指導を受けながら、真剣に作業に取り組んでいました。実験の過程では、手を動かしながら確かな科学の知識を身体に染み込ませていったようです。

実験の醍醐味



実験を終えた後、講師による実際の研究デモンストレーションが行われました。子どもたちは興味を持ってその様子を見つめ、科学に対する好奇心が一層増す瞬間となりました。講座終了後に行われたアンケートでは、参加した小学生から「またやりたい」「他のDNAを取りたい」「DNAについてもっと知りたくなった」という声が寄せられ、実際に科学を体験することの重要性が伝わったようです。

地域とのつながり



また、ワークショップは大型サイネージのある開放的なアトリウムで開催されたため、買い物途中の地域の方々が偶然参加する機会もありました。このような工夫で、地域の人々に科学に触れる機会を提供できることは、地域貢献としても非常に意義深いことです。

木更津高専の概要



木更津工業高等専門学校は1967年に設立され、約57年間にわたり多くのエンジニアを育成してきました。学校は、国際的な視野を持ち、自分で考え判断する力、創造力、実行力を兼ね備えた人材の育成を目指しています。また、豊かな情操と健全な心身を育む教育も重視しており、地域社会に貢献できる技術者を育成することに努めています。

まとめ



今回のDNAワークショップを通じて、木更津高専は子どもたちに「知る楽しさ」や科学に対する興味を持続させることに成功しました。今後もこのようなイベントを通じて、地域の教育機関としての役割を果たし、科学の普及や教育に貢献していくことが期待されています。


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