社会課題の解決を目指すトランクルームの未来とは

安全・快適なトランクルームの重要性

千葉県市川市を拠点にした株式会社ストレージ王は、トランクルーム業界での新たな可能性を追求し続けています。代表取締役社長の荒川滋郎氏にインタビューを行い、同社のビジョンやサービスについて詳しくお話を伺いました。

トランクルームの便利さとは

トランクルームとは、個人や企業が使う物の保管場所で、基本的にセルフストレージ方式を採用しています。「顧客資産の持続的な価値向上を通じて、人々の暮らしや社会の未来を共創する」という理念のもと、ストレージ王は東京や岡山を中心に203店舗、約11,700室を運営。日本においてはトランクルームの世帯普及率が1%未満と言われており、アメリカなどに比べてまだまだこれからの市場と言えます。

実際に利用者からは、部屋がすっきりと片付くという感想や、家財を季節ごとに入れ替えられることで整理ができたという声が寄せられています。特に、大切な趣味のコレクションや子供の思い出の品を安全に保管する場所として、多くのニーズがあることがわかります。

今後の取り組みとサービス

荒川社長は「将来的なサービス展開について、宅配サービスなどの新たなサービスを模索している」と語ります。これは、トランクルームの利便性をさらに高めるものであり、今後の競争を勝ち抜くための重要な施策の一環です。DXの推進にも意欲を示し、オンライン契約や360°カメラを使った見学などを通じて、お客様にとってより便利な環境を提供する方向性を打ち出しています。

加えて、現在までとは異なるアプローチで地方の空き家問題に寄与したいと考えており、地域貢献の一環として空き家の保管場所を提供していく予定です。地域の自治体と協力しながら、トランクルームが実際にどのように社会的な課題の解決に繋がるかを模索しています。

まとめ

ストレージ王のトランクルームは、ただの保管スペースではなく、地域づくりや社会課題の解決を目指す重要な役割を担っています。荒川社長のリーダーシップの下、今後も多様なニーズに応えながら、持続可能で快適な暮らしをサポートするための取り組みを続けていくことでしょう。

詳しい内容は「社長名鑑」のインタビュー記事をぜひご覧ください。こちらから。