三生医薬が実施する新しい福利厚生プロジェクト
静岡県富士市に本社を構える三生医薬株式会社が、全社員に向けて自社製造のサプリメントを無償で配布する、「三生ウェルネス・プロジェクト」を発表しました。この施策は、社員の健康を中心に据えた先進的な福利厚生として位置付けられており、2025年8月から施行される予定です。
プロジェクトの背景と目的
このプロジェクトの背景には、現在の健康食品市場や経済産業省が推奨する健康経営がある。特に、メンタルヘルスや生活習慣病対策に対する意識が高まる中、三生医薬は「健康経営」の重要性を強く認識しています。社員が健康であることが、企業の持続的成長を支える基盤となることを理解しているからです。
社員の健康の維持・増進
今回の施策は、約1,070名の全社員(派遣スタッフも含む)を対象に、6か月間にわたり自社製造の4種類のサプリメントを無償で提供します。このサプリメントには、マルチビタミンやマルチミネラル、オメガ3、生活習慣病対策用サプリが含まれ、日々の健康維持に寄与します。
サプリメントによる健康意識の向上
社員自身が自社製品を体験することで、製品への理解や信頼を深められます。また、サプリメントの摂取をきっかけに、生活習慣全体への意識変化を促し、主体的な健康行動を促進することを目指しています。
健康経営の実践
三生医薬は、自社の健康食品製造の専門性を活かし、実践的な健康経営モデルを確立していく計画です。このモデルは、国内企業の健康投資の参考にもなるでしょう。今後、コーポレートウェルネスの理念を広め、業界全体の成長へとつなげることを目指しています。
健康経営市場の成長
国内のコーポレートウェルネス市場は2024年に約7,770億円に達し、八年後には約1兆6,130億円に成長すると予測されています。この中で、健康経営への注目は高まり続けており、三生医薬の取組みは健康経営の先進事例として、業界から注目を集めるでしょう。
プロジェクトの展望
本プロジェクトは2026年には定量的・定性的なデータを収集し、社員の健康維持やサプリメントへの関心の向上を測定する予定です。また得られたノウハウを活かし、国内企業での健康経営の模範として情報発信を行っていきます。
代表取締役社長からのメッセージ
今村社長は、「社員の健康は企業成長の重要な課題であり、自社製品を通じた健康経営の実践を世に示すことが私たちの責任だ」と述べています。このプロジェクトを通じて、社会全体の健康寿命を延ばす企業の存在として、三生医薬は一層の躍進を目指します。
お問い合わせ
このプロジェクトについての詳細情報は、三生医薬株式会社広報担当藤作(ふじさく)まで。これからも健康経営の重要性を広く伝え、企業価値向上に貢献していく所存です。
- - 会社名: 三生医薬株式会社
- - 所在地: 静岡県富士市厚原1468
- - 設立: 1993年11月
- - 売上金: 286億円(2025年3月期)
- - 会社HP: サンショウ株式会社
このように、三生医薬の新たな取り組みは今後の健康経営の指標となることが期待されます。