夢の共演
2025-07-03 05:31:25

ディズニーミュージカルの歴史を彩る“夢の共演”が開幕!

ディズニーミュージカルの輝かしい歴史が蘇る



2025年7月1日、東京国際フォーラム ホールAで「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン」が開幕しました。全公演がソールドアウトとなり、約5000人の観客が集まったこの瞬間、ディズニーの音楽がストレートに心に響きました。

第1幕:アラン・メンケンが織り成す名曲の数々



第1幕が始まると、アラン・メンケンがステージに登場。「こんばんは」と日本語で挨拶してから始まったのは、『アラジン』より「Prince Ali」。ピアノの演奏とともに、生演奏の魔法が観客を魅了しました。さらに、「リトル・マーメイド」や「美女と野獣」の名曲が次々と演奏され、まるで映画のワンシーンが目の前に広がるような感覚を味わいました。

メンケンは、彼と共に作品を作り上げたハワード・アッシュマンとの制作秘話を披露し、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の成功を振り返ります。この作品がオフ・ブロードウェイでヒットしたことや、映画版でのアカデミー賞ノミネートの喜びを語りました。

続いて、『リトル・マーメイド』の「Part of Your World」や「Under the Sea」が奏でられ、観客は音楽の世界に引き込まれます。メンケンの表現力豊かなパフォーマンスは、観客の心を一瞬でつかむ魅力にあふれていました。

「美女と野獣」の楽曲群では、「Belle」や「Be Our Guest」などが続き、舞台が色とりどりの情景に変化。メンケンの高音が響き渡る中、映画の名シーンがよみがえります。

特に印象的だったのは、『美女と野獣』の実写版で新たに書き下ろされた楽曲の披露でした。観客は、時代を超えて愛される物語の“原点”に触れ、喜びをかみしめました。

また、語り草となるのが『ニュージーズ』や『アラジン』の名曲。メンケンは、ティム・ライスとのコラボによる「A Whole New World」や、他の著名な楽曲を巧みに歌い分け、観客との一体感を生み出しました。

第2幕:スターたちによるディズニーミュージカルの華やかなる歴史



第2幕では、舞台が一転し、華やかなオーケストラが始まります。ブロードウェイで活躍するスターたちが集結し、観客を夢の世界へと誘いました。『ライオン・キング』のナラ役を最も長く演じたキシー・シモンズや、オリジナルキャストのカーラ・リンゼイらが登場し、「Be Our Guest」を歌い、会場は息を飲むような盛り上がりを見せました。

彼らが醸し出すパフォーマンスには圧倒的なエネルギーがあり、観客は圧巻のステージに魅了されました。また、京本大我が客席から登場して歌う「A Whole New World」は、ロマンティックなハーモニーを生み出し、その後の「Let It Go」でも会場は興奮の渦に包まれました。

新作『ヘラクレス』からの楽曲「Go The Distance」の三重唱パフォーマンスも特筆すべきもので、観客はその壮麗さに息を呑んでいました。

最後は、全出演者が再登場し「Friend Like Me」を大合唱。メンケンとMCのハリー杉山も参加し、会場全体が一体となって盛り上がりました。

濃密な内容のこのコンサートは、まるで魔法にかけられたかのような一夜の体験でした。観客一人ひとりが、心に残る瞬間を持ち帰ったことでしょう。ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツは、音楽の力を再確認させてくれる特別な時間で、これからも多くの人々に愛され続けていくことでしょう。


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