終活川柳大賞2025
2025-09-12 17:29:22

終活川柳大賞2025で心に響く一句が選ばれる!

終活川柳大賞2025で心に響く一句が選ばれる!



9月11日、エンディング業界最大のイベントである「エンディング産業展 2025」内で「終活川柳大賞2025」が発表されました。このイベントは、身近な事柄の準備や心の整理を見つめる「終活」をテーマに、多くの個人の思いを川柳として競うもので、全国から寄せられた3,442句の中から抜群の作品が選ばれました。

大賞作品の発表



見事に大賞に選ばれたのは、千葉県の30代の「みーぱん」さんの作品『終活で気づく後悔築く愛』です。この川柳は、過去の反省を元に新たな愛情や関係性を築く姿勢を美しく描写しており、特に「気づく後悔」と「築く愛」という二つの言葉の響きが印象的です。人生の終わりに向かう中での自己反省と未来を見つめる力強さが詰まったこの作品は、選考委員からも大きく評価されました。

その他の受賞作品



「優秀賞」に選出されたのは長崎県の60代女性「ゆずママ」さんの『終活が生き甲斐になり寿命延び』です。この作品は、終活に取り組むことで生きる意味を見出し、逆に生きがいを感じられるという観点が新鮮だと評価されています。終活をただの終わりの準備としてではなく、人生をより豊かにする活動として捉えられています。

さらに、特別賞である「椿鬼奴賞」は、神奈川県からの「多中かなた」さんの『書き残す妻への感謝とパスワード』に授与されました。椿鬼奴さん自身も世代的な体験を共有しながら、パスワード管理についてのリアルな問題意識と家族への感謝を強調する作品だと述べました。

椿鬼奴さんのスペシャルコーナー



発表会当日は、川柳を披露した椿鬼奴さんが特別ゲストとして登場しました。自身の作品『エンディングノートまとめてまもなく見失う』に込めた思いを語り、観客と共に終活の重要性について考える機会を提供しました。エンディングノートを探す中での彼女の体験は、多くの人に共感を呼び、終活の必要性を改めて考えさせられる瞬間でした。

年ごとに進化する終活川柳



終活川柳は、ただ死亡後の準備にとどまらず、残りの人生をいかに豊かにするか、また家族との絆を再確認するツールとしても機能しています。過去の作品から今回の大賞作品に至るまで、川柳によって表現される想いは、年々多様化し深まりつつあり、多くの人に影響を与えています。

参加者から寄せられた佳作



佳作には、『それぞれが終活披露古希の会』や『物捨てて思い出拾い時間旅行』といった作品もあり、ユーモア賞には、少しの笑いを加えた『遺影には盛れた写真を使ってね』などが選ばれ、人々が抱える終活のさまざまな側面を明るく描いています。

最後に



「終活川柳」は、身の回りの整理や葬儀、財産管理などの準備を行い、より良い人生を送るための活動を意識するきっかけを与えてくれます。思いを込めた一句があなたの心にも響くかもしれません。ぜひ、来年の「終活川柳大賞2026」にも参加して、あなた自身の思いを川柳にしてみてはいかがでしょうか。


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