千葉県で開催される「日本まるごとごみ拾い’25」についてのご紹介

日本まるごとごみ拾い’25 in 千葉

2025年11月23日、千葉県の至る所で「日本まるごとごみ拾い’25」が行われました。このイベントは、一般社団法人SAVE OUR BEAUTIFUL OCEANによる海ごみゼロプロジェクトの一環で、地域全体で環境保護に取り組むことを目的としています。参加者は約2000人、各地域でのごみ拾いはもちろん、楽しいエンターテインメントも楽しむことができました。

イベントの趣旨と目的

この「日本まるごとごみ拾い’25」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」に基づき、海洋ごみ問題についての意識を高めるために企画されました。この活動を通じて、国民一人ひとりが自らの行動が海洋環境に与える影響を考え、海を次世代に引き継ぐ意識を醸成していくことが狙いです。

ゴミステーションと活動内容

全国約35箇所に設置されたゴミステーション（GS）では、ごみ拾いが行われ、海や河川沿いでは特にマイクロプラスチックといった深刻な問題を実感しました。例えば、浦安や船橋、千葉市、松戸市など複数のエリアで、キッズから大人までが一緒になって参加しました。その結果、多くのゴミが集まり、環境意識の向上にもつながりました。

エンターテインメントと楽しさ

ごみ拾いの後には、プロレスやダンスイベントなどのエンターテイメントステージも設置されました。市原更級GSでは、参加者にお菓子とお米のプレゼントがあり、参加者から喜びの声が上がりました。また、横芝光町ではごみでデコレーションされたアートステージも登場し、訪れる人々の目を楽しませました。さらに、音楽イベントも大いに盛り上がり、参加者にとって特別な一日となりました。

メディアとの連携

さらに、BAYFM78では「まるごみ特番」が放送され、現場からの生放送を通じてリアルタイムで情報が発信されました。これにより、会場に行けなかった人々も、近隣でのごみ拾い参加を呼びかけ、全体の盛り上がりを後押ししました。

参加団体の協力

このイベントには、多様な団体が協力しており、豊砂ビーチ・ワークスや銚子海洋研究所、地域の商工会等が参加しています。これにより、地域の絆を強めるとともに、一緒に問題解決に向けた取り組みを進めることができています。

結論

「日本まるごとごみ拾い’25」は、環境意識を高める素晴らしい機会であり、大人数で一斉に行動することで、地域全体の連帯感を感じると同時に、海洋環境問題への関心を再確認する機会でもありました。この取り組みを通じて、少しでも多くの人が海洋ごみの問題に関心を持ち、未来に向けて行動を起こすきっかけとなれば幸いです。