柏の葉中学校講演会
2026-03-17 11:12:12

柏の葉中学校で開催された「世界とつながる学び」講演会について

柏の葉中学校で開催された「世界とつながる学び」講演会



2026年3月10日、千葉県柏市にある柏の葉中学校で、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトが「世界とつながる学び」3R-Forum講演会を実施しました。この講演会は、生徒たちがカンボジアでの教育支援や難民支援の現場での体験を共有することを目的としています。生徒たちは、探究学習を通じて得た知識や経験を現地に返し、その反応を受け取ることで、「自分たちの行動が誰かの平和につながる」という実感を得ました。

GCC Labでの学びのスタート



柏の葉中学校では、2025年9月にGCC Lab(Global Context & Communication Lab)を始め、生徒たちは世界各地の貧困や紛争、教育格差などの問題について学びました。この取り組みは、遠い国の出来事をただ知るのではなく、「世界の課題が自分たちの暮らしにどう影響しているのか」という視点を持つことを重要視しています。その結果、生徒たちはグローバルな課題を自分事として捉え、多様な学びにつなげました。

その後、なかよし学園が1年生各クラスの授業に関与し、「今、自分に何ができるか」を考える探究学習を通じて、生徒たちは具体的なアクションを模索し始めました。これにより、世界の問題に対して中学生としても行動できることを学ぶ機会が提供されました。

教材制作を通じて伝える学び



2学期の間、生徒たちはカンボジアでの教育活動に向けた教材を制作しました。日本の文化や伝統、食事を紹介する教材や道徳授業に役立つテキストが作成されました。これらは単なる紹介資料に過ぎず、現地の子どもたちが理解しやすく、交流や学びのきっかけを生むように工夫されました。生徒たちは「日本のことをどう伝えれば届くのか」「どんな題材で心に響くのか」を考えながら、思いやりのある教材を創り出しました。

カンボジアでの実践



2025年末、タイ国境周辺での空襲の影響で難民が発生し、なかよし学園はカンボジアのアンロンベンとバンテアイスレイを中心に難民支援活動を開始しました。食料や生活支援だけでなく、教育支援も行われ、柏の葉中学校の生徒たちが制作した教材が現地の平和構築授業で使われました。生徒たちの学びは国境を越え、困難に直面している子どもたちに価値ある支援を届けました。

学びを振り返る3R-Forum講演会



3月10日の講演会では、提案された教材が実際にどのように活用されたのかを報告し、生徒たちはその反応を聞き、自らの探究活動の意味を再確認しました。「学びを世界に発信し、自分のアクションが誰かの平和につながる」ことを実感した生徒たちは、自身の取り組みに誇りを持ちました。

教員のコメント



この取り組みを支援した教員たちも生徒の成長を実感しており、今後も様々な関係づくりに努めることや、問題を自身の目線で捉える工夫が生徒の成長に繋がりつつある点を強調しました。

地域展開の期待



この講演会には柏市教育委員会からも見学者が訪れ、今回の取り組みが地域の生涯教育への活用可能性について意見交換が行われました。柏の葉中学校の実践は、単発の国際理解教育ではなく、探究、表現、実践、そしてフィードバックまでを繋ぐ教育モデルとして地域社会にも広がることが期待されています。

まとめ



なかよし学園の活動は、2025年度に全国50の学校へ展開され、多くの関係人口を生み出しています。柏の葉中学校が行った取り組みは、教室での学びが海外の現場に届き、その成果が再び教室に戻る「CoRe Loop」の実践の一例です。今後ますますこの循環型の学びを発展させ、グローバル探究学習の向上に寄与していく方針です。個々の子どもたちが気づき行動に移せる瞬間から、平和が生まれるという理念は、今後の教育においても重要な指針となっていくでしょう。


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