千葉県が副業人材を募集！新たなコーディネーターとアドバイザーのポジション

千葉県における新たな副業人材の公募について

千葉県は、エン・ジャパン株式会社との協力をもとに、新しい副業ポジションを設けることを発表しました。2015年の活動開始以来、千葉県は地域振興や経済活性化を推進するため、さまざまな取り組みを進めてきましたが、その一環として新たに「県民活動推進コーディネーター」と「林地災害防止アドバイザー」の2職種を設け、これらのポジションに副業人材を募集することとなりました。

この取り組みは、千葉県が目指す地域振興のスピードと質を向上させることを目的としています。特に2022年以降は副業人材を積極的に登用し、DX（デジタルトランスフォーメーション）やブランディング、デザインといった多様な分野から20名近くの専門家が参加してきました。

募集職種の詳細

今回、新設された職種は以下の通りです。

1. 県民活動推進コーディネーター

- 県民活動推進計画の改定に関する助言を行い、県が実施する情報発信に必要な企画や立案を担います。地域の特性を生かしたプランニングが求められます。

2. 林地災害防止アドバイザー

- 森林開発における災害を防ぐため、開発許可申請に関する審査や事業者への指導を行います。専門知識が重要視されるポジションです。

どちらの職種ともに、週に1〜2日程度の勤務が可能で、リモートワークも認められています。これにより、他の仕事を続けながら挑戦できるため、多忙な方にも適した環境です。

千葉県のコメント

千葉県総務部の牧野氏は、「行政の力だけでは解決できない複雑な課題に対し、民間の知見やスキルを活用することで、スピード感をもった対応が可能になる」と語りました。また、現在活動を行っている副業人材の成果が、職員のスキル向上や組織の活性化にも寄与していると述べています。新たに募集する2つのポジションは、地域社会の発展に大きなインパクトをもたらすことが期待されています。