平和の学び交流
2026-03-15 10:39:29

対馬と壱岐で国際的な平和学びの交流促進イベント開催

平和の新たな絆を育むイベント



2026年3月3日、対馬市立東部中学校で、続いて3月5日には壱岐市立石田中学校で「世界とつながる学び」フィードバック講演会3R-Forum(Return, Reflect and Redesign)が開催されました。この講演会は、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトが主催し、両校の生徒たちが関わった平和絵本『はじめてのナガサキ』の完成報告が行われました。

平和絵本の制作プロジェクト



今回の取り組みは、壱岐市立石田中学校の生徒たちが広島の原爆の歴史を学んできた中から生まれたもので、彼らは前回の『はじめてのヒロシマ』のプロジェクトを通じて得た経験を基に、新たな平和の物語を紡いできました。特に、2025年に戦後80年を迎えるにあたり、長崎における原爆の歴史を伝える教科書的役割を果たす必要性が感じられました。そこで、対馬と壱岐を結ぶ子どもたちの共同作業によって、『はじめてのナガサキ』を生み出すプロジェクトが始まりました。

この絵本では、歴史の知識を深めつつ、地域に住む子どもたちがそれぞれの視点で描いたイラストにより、個々の思いが反映されています。絵本の文章は、長崎原爆資料館の協力を得たうえで作成されました。生徒たちは、専用のタブレットを使用して情報を調べ、自らの才能を伸ばす機会にも恵まれました。このようなアプローチは、子どもたちが自分の声で歴史を語る力を養うことに貢献しています。

多国籍での平和教育の展開



講演会で作品を披露した生徒たちは、自分たちの学びが多国籍の状況に貢献する様子を実感しました。特に、カンボジア難民支援プロジェクトでは、クメール語版の『はじめてのナガサキ』が平和教育に活用されたことが報告され、参加した生徒たちが国境を越えて誰かのために行動した意義を感じる良い機会となりました。

教育の未来を見据えた取り組み



また、対馬東部中学校では地域の方々と連携し、「東中ふるさとフォーラム」を通じて、生徒たちの学びを地域に生かす活動が行われました。講演を行った中村雄一さんは、地域の学びを世界へと拡大させる意義深さを強調しました。

壱岐市立石田中学校では、講演後に生徒たちが「なかよしリンクカード」を制作し、日本と世界のつながりを実感する教育を実践しました。このように、平和学習と地域づくりを連携させた取り組みは、離島における教育の新たな可能性を提示しています。

小中連携による持続可能な教育



さらに、壱岐市の筒城小学校でも、講演を通じて小中連携の重要性が再確認されました。子どもたちが小学校から卒業し、中学校に進学しても、その思いが続いており、未来の平和づくりを自分たちの手で進める力を育むプロセスが形成されています。

なかよし学園プロジェクトの代表、中村雄一さんは、「平和は願うだけではなく、自分の手で学び、自分の言葉で伝え、自分の地域で行動することが重要です」と強調しました。この取り組みは、地域の子どもたちの成長を促し、彼らが未来を切り開くための大切な一歩となるでしょう。

まとめ



今回の3R-Forumは、生徒たちが制作に関わった教育素材の意義を見つめ直し、次の学びへとつなげる重要な場となりました。対馬と壱岐から育まれたこの学びは、平和を単なる記憶とすることなく、行動に移す実践へと進化しています。今後とも、なかよし学園は地域の子どもたちの学びを世界へつなぎ、再び地域へ還元する循環型の教育を進めていくことでしょう。


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