専修大学松戸高校ラグビー部、31年ぶりに花園出場を果たし感動の舞台へ！

専修大学松戸高校ラグビー部、31年ぶりの快挙

専修大学松戸高等学校（以下、「専大松戸高校」）のラグビー部が、「第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会」千葉県予選を見事に突破し、31年ぶりに全国大会「花園」への出場を決定しました。高校ラグビーの聖地である花園で、彼らの目標は「年を越す」となっています。

富山理事長の教えが力に

今年の千葉県予選に挑むにあたり、専大松戸高校ラグビー部は理事長の富山尚德氏から力強いメッセージを受け取りました。「全国大会出場“花園”を掴み獲れ」という言葉に奮い立った選手たちは、決意を新たに練習に取り組み、チーム全員が一つの目標、「花園で年を越す」ために努力し続けました。監督の小阪正明氏の指導の下、47名の選手たちは一丸となり、この快挙を掴みました。

厳しい予選を勝ち抜いて

今年の千葉県予選は、特別に2枠の全国大会出場枠が設けられ、専大松戸高校は第2地区に参加。10月26日には千葉県立幕張総合高校と対戦し、38-14で快勝しました。決勝戦では、常にライバル視してきた強敵・東海大学付属浦安高校を相手に、19-17で逆転勝利を収め、念願の花園出場を果たしました。

初戦は強豪・秋田工業高校

全国大会の組み合わせ抽選会が行われ、専大松戸高校ラグビー部の初戦は、73回目の出場を誇る強豪・秋田県立秋田工業高校となりました。試合は12月28日12時のキックオフです。専大松戸高校が「花園で年を越す」となるためには、この試合での勝利が不可欠です。

個性豊かな選手たち

主将の鈴木翔太さんは、花園出場は仲間たちだけではなく地域の支えもあったからこそだと語り、自身の強い想いも明かしました。鈴木主将は自身がフランカーを務める中、試合の開始直後の「ファーストパンチ」に注目してほしいと話し、初動の重要性を訴えます。チームの中でも信頼される存在の鈴木主将が語る強豪としての意気込みは、見る者を惹きつけます。

副主将の小島光之郎さんと三輪駿太さん、ムードメーカーとして知られる斉藤丈一郎さんも、それぞれの役割やプレースタイルの強みを紹介しながら、試合の魅力を語ります。個性あるメンバーたちが一つになった力が、強豪相手にも立ち向かうのです。

小阪監督の教え

小阪正明監督は、「ラグビーは楽しむもの」という信念を持っており、選手たちのそれぞれの強みを引き出してきました。チームの個性がぶつかり合い、時にそれが試合の中での爆発力となります。

監督の言葉に、ラグビーを楽しむことが何よりも大切であることが際立ちます。今後、チームは12月24日に花園での挑戦に向けた準備を進めます。

市民への感謝と決意

最後に、専大松戸高校ラグビー部は、地域の皆様への感謝の気持ちを届けます。監督、主将、副主将、そして斉藤さんそれぞれが市民に向けたメッセージを発信し、チームが受けたサポートを感じています。全選手が全力で試合に臨む姿勢を示し、松戸市民の応援が力となることを期待しています。

専大松戸高校ラグビー部の31年ぶりの花園挑戦は、地域一体となって後押しを受けることとなるでしょう。彼らのラグビーをぜひ応援してください。