スシロー感謝状
2025-04-23 11:51:44

あきんどスシロー、富山県朝日町から感謝状を受け取る

あきんどスシロー、富山県朝日町から感謝状を受領



株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)が運営するあきんどスシロー(スシロー)が、2025年4月、富山県朝日町から企業版ふるさと納税に基づく感謝状を受け取りました。この取り組みは、地域の活性化を目的としており、水産業の発展に寄与することを目指しています。

寄付の背景


F&LCは「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」をビジョンとして掲げており、安全で美味しい食を提供するためには、持続可能な取り組みが欠かせないと考えています。近年、海洋水産資源の減少が懸念される中、同社は「水産物の持続可能な調達」を重視し、適正な天然魚の使用と養殖事業者との連携を強化しています。

具体的には、2024年7月に独自のウニ畜養技術を持つウニノミクス社との資本業務提携を発表し、この関係を深化させるために富山県朝日町への寄付を行いました。2024年には、富山県朝日町を含む熊本県天草市、三重県尾鷲市の計3カ所に対してふるさと納税を実施しました。

ウニノミクス社との提携


ウニノミクス社との提携にある目的は、国産のウニを安定的に調達し、海洋資源の保全に貢献することです。2024年12月には、富山県朝日町にウニの畜養場を建設し、2026年から稼働する予定です。ここで生産されるウニは、スシローを含むF&LCの各ブランドに向けて、多く出荷される見込みです。

大阪・関西万博での販売


2025年の大阪・関西万博では、スシロー未来型万博店でウニノミクス社のウニを初めてお客様に提供する予定です。このウニは山口県の既存施設から供給され、特別な商品の一部になります。

ウニノミクス社の取り組み


ウニノミクスグループは、環境保全を目指す企業として、磯焼け地域の痩せたウニを独自の技術で畜養し、2ヶ月で商品化するプロセスを確立しています。これにより、藻場の回復やCO2吸収による温暖化対策、地域経済の活性化を図っています。また、国内外での事業を進めながら、持続可能なビジネスモデルとして世界的に注目されています。

今回のスシローによるふるさと納税は、地域貢献と持続可能な海洋経済の確立に向けた一歩として、多くの期待が寄せられています。今後も、地域の発展に寄与しつつ、顧客に安全で美味しい食体験を提供していくことでしょう。


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