洗濯の新常識を創造するwash-plusの挑戦
洗剤を使わない洗濯。これはもはや近未来の話ではなく、株式会社wash-plusが実現した新たな洗濯の形です。この千葉県浦安市に本社を持つ企業は、独自の技術を駆使して、人と地球にやさしい未来を目指しています。今回は、そんなwash-plusのユニークな取り組みと福利厚生の新サービス、健康管理アプリ「YuLife」についてお伝えします。
洗剤不要の洗濯技術「wash+ Water」
wash-plusの洗濯サービスの核は、洗剤を使用せずに「wash+ Water(ウォッシュプラスウォーター)」と呼ばれるアルカリイオン電解水を利用することです。この技術により、従来の洗剤では落としきれない汚れを効果的に除去しつつ、環境への影響を最小限に抑えることが可能になっています。SDGs(持続可能な開発目標)の10の目標に貢献するこのサービスは、毎日の家事を「持続可能な社会の実現に貢献する活動」という新しい形に変えています。
福利厚生の革新、アプリ「YuLife」の導入
wash-plusは、社員の健康を支える取り組みとして「YuLife」を福利厚生プログラムに取り入れました。このアプリは、短いプログラムをクリアすることで、無理なく日常的に健康習慣を身につけることを促します。日常のウォーキングや筋トレ、脳トレといった活動をゲーム感覚で楽しめる点が魅力で、実績に応じてアプリ内でコインが獲得できる仕組みです。これらのコインは、ギフト券に交換したり、環境団体への寄付に使うことができ、楽しみながら社会貢献もできます。
社員同士の交流を促進する仕掛け
YuLifeでは、ユーザーが自分で作成したアバターを使って社内ランキングを表示します。この機能により、普段接点のない部署とのコミュニケーションも自然と生まれ、社内の雰囲気が活性化しています。例えば、代表取締役の高梨健太郎社長は、「ランキングを上げるためにいつもより駅まで遠回りして歩いた」と話しており、健康を意識した行動が社員の間に広がっています。
働きやすい環境づくりへのこだわり
wash-plusは創業以来、働きやすい職場環境の整備に注力しており、年間130日の休日やボランティア休暇、全額補助の昼食制度など、働く社員の健康を重視した取り組みを進めています。また、提携しているプライベートジムの利用を奨励したり、健康診断を全員対象に実施するなど、働く世代の健康維持のサポートも行っています。
まとめ
「wash-plus」の取り組みは、企業が自身の業務を通じて社会に貢献する新しい道を示しています。洗剤なしでの洗濯や革新的な福利厚生プログラムは、環境への配慮だけでなく、社員の生活の質を向上させるための新たな試みです。千葉から始まったこの挑戦が、全国、そして世界に広がっていくことを期待したいと思います。