新しい教育の形
2025-09-30 16:13:14

15歳女子高生が父と共に挑む新しい教育の形〜湖のそばにみえる希望の学校とは〜

15歳女子高生と父の挑戦: 新しい教育の形



近年、不登校の子どもたちが増加しており、教育現場への期待が高まっています。その中で、独自のアプローチを持つ「ライクスクール」が注目されています。この学校は、東京に本社を置く合同会社I likeが設立したもので、代表の関口桃子さん(15歳)とその父、太郎さんが共同で運営しています。

不登校からの気づき



桃子さんは、自身の不登校経験を通じて、子どもたちが自分の「好き」を見つけ、探究できる場所の重要性に気づきました。「学校に行けない自分はダメな人間だ」と感じつつも、父との会話を通じて「好き」という概念を再認識。好きなことで学ぶ喜びを知った桃子さんは、同じ悩みを持つ多くの子どもたちに希望を届けたいと考え、ライクスクールの設立に至ったのです。

背景にある教育の現実



文部科学省によると、2023年度の不登校児童生徒数は約30万人に達し、これは過去最多の記録です。また、厚生労働省の発表によると、2024年には529人が自殺しており、この数字は桃子さんが経験した苦しみと重なります。桃子さんは、「好きを追求する時間が生きる希望になり、子どもたちが自分らしく学びを楽しめる場所を作ることで状況は変わるはず」と語ります。

ライクスクールの特徴



ライクスクールでは、伝統的な教育手法の枠を超えた新しい学びの形が実現されています。具体的な特徴は以下の通りです。

  • - ファシリテーター主導: 教室には「先生」が存在せず、学びのガイド役であるファシリテーターが対話を重視します。
  • - 自己探求の場: 参加者は自分が興味を持つ「好き」を見つけることを通じて学びが進みます。
  • - PBL学習法の導入: Project Based Learning(プロジェクトベースドラーニング)を軸に、自発的な活動を通じた学びを推進します。
  • - 仲間との共有: 仲間との対話や発表を通じて、参加者は自分のアイデアを deepen(深める)させます。

このような環境で、桃子さんの父である太郎さん自身がファシリテーターとして子どもたちの学びをサポートし、自由な対話の場を提供していきます。

無料体験会のご案内



「ライクスクール」では、9月より全4回の無料体験教室を実施し、小学生から高校生を対象としています。参加者は、年齢や立場に関わらず、「好き」を探求し、共に学びを広げる体験を通じて多様なアプローチを楽しむことができます。具体的な日程は以下の通り。

  • - 日程: 2025年10月18日、26日(15:30~17:30)
  • - 会場: 浦安市 市民プラザ ウェーブ101
  • - 参加費: 無料
  • - 定員: 8名
  • - 申し込み方法: こちらからお申し込みください。

今後の展望



関口桃子さんは、「ライクスクール」の活動を通じて、将来的には「好きから学ぶ学校」の設立を目指しています。自然や地域に根ざした新たな学びの形を追求し、子どもたちが自分らしく生活できる社会を実現することが目標です。「この挑戦を多くの人に知ってもらいたい。新しい選択肢があることを届けたい」と語る桃子さん。彼女の今後の活動に大いに期待が寄せられています。

お問合せは、合同会社I likeまでどうぞ。関連情報は公式ウェブサイトにて確認できます。


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