再生可能エネルギーの導入
2025-03-03 15:37:38

八千代市が再生可能エネルギー100%の電力供給を開始

八千代市が再生可能エネルギー100%の電力供給を開始



千葉県の八千代市は、2025年3月1日より市役所本庁舎を含む75の公共施設に対して、コスモ石油マーケティングから再生可能エネルギー100%の電力を供給することを決定しました。この取り組みは、八千代市が2020年に行った「ゼロカーボンシティ宣言」に基づいており、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするための一環です。

コスモ石油マーケティングは、コスモエネルギーグループの一員であり、「コスモでんきビジネスグリーン」という再エネ電力プランを通じて、環境に配慮した電力供給を実現します。このプランでは、コスモエコパワー株式会社が発電した風力電源を用い、再生可能エネルギーのトラッキング付非化石証書を組み合わせて提供されます。これにより、利用者は実質的にCO2排出量ゼロの電力を使用することができるのです。

今回の導入によって、八千代市の75の公共施設の年間電力使用量、約1,300万kWhが再生可能エネルギーに切り替わります。これは八千代市の事務事業に使用される電気の約33%にも相当し、年間約5,940トンのCO2排出を削減できると見込まれています。

環境問題が深刻化する中、八千代市は地域社会における持続可能なまちづくりを目指し、積極的に環境保全への取り組みを進めているのです。この施策により、市民に安全で快適な生活を提供しながら、環境への負荷を軽減することが期待されます。

八千代市の市長、服部友則氏もこの取り組みについて「我々の未来を守るために、再生可能エネルギーの導入は不可欠であり、地域が一丸となって環境問題に取り組む姿勢を示すことが重要」とコメントしています。

今後、コスモ石油マーケティングは、より多くの自治体や企業の環境負荷軽減をサポートし、持続可能な社会の実現に向けたさまざまな取り組みを続けていく予定です。地域が一体となっての脱炭素社会の実現に向けた動きが、全国的にも広がることを期待したいところです。

詳細については、コスモでんきビジネスグリーンや、コスモ・ゼロカボソリューションの公式サイトを参照してください。


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