聴力検査の新常識
2025-08-21 10:13:21

新しい聴力検査体験を提供する「BOOK AUDIO」の誕生

新しい聴力検査体験を提供する「BOOK AUDIO」の誕生



最近、株式会社三和製作所が発表した新しいポータブルオージオメータ「BOOK AUDIO」が話題です。この製品は、一般健康診断や学校健診に対応したもので、特に注目すべきはその新機能「オートモード」です。従来の聴力検査における時間と手間を大幅に短縮し、検査に携わる人々の負担を軽減することを目指しています。

「オートモード」での自動化効果



「BOOK AUDIO」は、ただ2つのボタンを操作するだけで聴力検査が可能です。「AUTOボタン」を押すことで、自動的に右1000Hz、右4000Hz、左1000Hz、左4000Hzという順番で検査が進行します。このように、手動設定が不要になることで、これまでのマニュアル操作の手間と時間を削減し、効率的な検査を実現しています。また、従来の手動操作にも対応しているため、特定の条件に合わせた詳細なチェックも非常にスムーズです。

検査の様子

幅広い用途に対応する検査モード



「BOOK AUDIO」には、学校健診、雇用時健康診断、一般定期検査の3つの検査モードを選択できる「選別検査切替スイッチ」が搭載されています。それぞれのモードに合わせた周波数や聴力レベルが自動的に設定されるため、誰でも簡単に使用できます。このような設計は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の基準に適合しており、一般健康診断に必要な測定機器として信頼性が高いのです。

コンパクトで使いやすい設計



本体の重量はわずか450g、厚さは2.3cm。これにより、クリニックだけでなく、訪問健診や学校健診など、出張先でも扱いやすいポータブル性を備えています。また、大型ボタンや見やすい盤面デザインにより、誰でも簡単に操作可能です。さらに、視線の配慮がされた3段階マルチアングルスタンドを装備することで、検査中の集中力を向上させ、より正確な測定が可能になります。

衛生面と耐久性を考慮したヘッドホン



「BOOK AUDIO」のヘッドホンは、イヤーパッド部分にアルコールで拭ける素材を使用し、衛生面に配慮されています。また、耐衝撃性を強化した素材を採用しているので、頻繁に使用される医療機器としての耐久性も兼ね備えています。

使い勝手を向上させるアクセサリー



付属品として、全ての機器をまとめて収納できる専用ソフトケースや、見やすさに工夫されたマニュアルもあり、ユーザーにとって非常に親切な設計となっています。

今後の展望とアフターサポート



「BOOK AUDIO」はニーズに応じて、1人用、2人用、5人用のモデルを展開しており、充実したアフターサポートも魅力の一つです。初回校正サービスや他メーカー製品の校正にも対応しており、長期的に安心して使用できる体制が整っています。

「BOOK AUDIO」は、技術の進化により多くの人々の健康を支える力強い味方です。今後の医療現場や学校の健康診断において、その利用が期待されます。ぜひ、その使いやすさと実力を体験してみてはいかがでしょうか。


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