津島遺跡おさんぽ会
2025-12-30 21:21:25

岡山大学で歴史と心理学を学ぶ「津島遺跡 第2回おさんぽの会」開催

岡山大学で行われた「津島遺跡 第2回おさんぽの会」



2025年11月22日、岡山大学大学院社会文化科学研究科による「津島遺跡 第2回おさんぽの会」が開催されました。このイベントは岡山県総合グラウンドにある津島遺跡&スポーツミュージアムと本学津島キャンパス内のJテラスカフェを会場に行われ、約15名の学生、職員、一般の方々が参加しました。

開会式と歴史の探求



会は、楯築ルネッサンス副代表の近重博義氏の開会のあいさつでスタート。その後、学芸員による津島地区の稲作の起源や弥生土器の展示解説が行われ、多くの参加者が興味を持って聞き入っていました。また、歴史愛好家の津曲真人氏の解説を受けながら、水田の跡と高床式倉庫の見学も行われ、参加者たちは実際の遺跡を目の前にし、歴史を体感しました。

Jテラスカフェでの知見交流



ツアーの後は、Jテラスカフェでの交流時間が設けられました。ここでは、近重氏が運営する現代アートギャラリーにおける岡山大学名誉教授三谷惠一氏の心理学実験についての詳細が紹介され、参加者たちは活発に意見を交わしました。

また、白石奈津栄大学院生がアメリカ社会老年学会で発表した「高齢者の高頻度の身体活動・生涯学習とポジティブなエイジングの関係」についての最新の知見も共有され、参加者達は関心を寄せていました。これにより、歴史だけでなく、現代の高齢者の健康や活動についても理解が深まる貴重な機会となりました。

地域との結びつきを深める



このおさんぽの会は、ただの知識を得る場ではなく、地域とのつながりを深めることを目的としています。参加者たちは歴史を学ぶだけでなく、健康促進や地域社会との絆を感じることができ、非常に有意義な時間を過ごしました。次回は2026年2月14日(土)に予定されており、再び津島遺跡を訪れた後に名誉教授による写真スライドショーと夕食会が行われます。

期待の続きを楽しみに



地域中核・特色ある研究大学として岡山大学は、引き続きこのようなイベントを通じて地域と連携し、学び合いの場を提供していきます。参加者同士の絆が生まれ、新たな発見や知識の共有が促進されることが期待されます。皆さんも次回の「おさんぽの会」に参加し、歴史・心理学・地域連携を体験してみてはいかがでしょうか。


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