岡山大学の新拠点
2025-09-07 15:59:15

岡山大学が地域スタートアップ支援の新たな拠点を発表!

岡山大学と地域社会が手を結んで新たなスタートアップ時代へ



2025年8月26日、岡山大学の津島キャンパスにある共創イノベーションラボKIBINOVEにて、岡山イノベーションコンソーシアムの発足イベントが行われました。これは、地域のスタートアップエコシステムを形成するために、岡山市や岡山県、倉敷市、大学、経済団体、金融機関など多様な団体が連携するプラットフォームです。特に岡山市は、愛媛県と共に「瀬戸内スタートアップコンソーシアム」を設立し、その中核としての役割を持ちます。

イベントの内容と目的


発足イベントには、多くの関係者が出席。岡山市の大森市長は、スタートアップ支援拠点「ももスタ」を中心に、若手起業家とアトツギベンチャーの育成に取り組んできた経緯を説明しました。また、彼は「刺激の輪」を広げ、さらなるスタートアップ支援を目指す姿勢を示しました。このように、地域の経済活性化を目指す具体的な行動が今後の検討課題となっています。

スタートアップ紹介セッションでは、岡山エリアで活動する5つの企業がそれぞれの事業内容を発表しました。特に注目されたのは、岡山大学発のベンチャー企業である株式会社ABABAと株式会社ハイドロヴィーナスです。ABABAは学生の就職活動を支援する革新的な仕組みを導入し、ハイドロヴィーナスは水流発電技術を駆使して持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。

さらに、株式会社ぺこりは接客業における感謝の意思を簡単に伝えるためのリアル投げ銭サービスを展開しており、株式会社WAKUは「グルタチオン」を使用した次世代肥料を開発し、農作物の安定供給に貢献する姿勢を見せました。最後に、株式会社Cone・Xiは医療者と療養者・障がい者とのマッチングプラットフォームを活用し、外出や移動支援の取り組みを行っています。

地域資源をフル活用


このイベントからは多くの参加者が地域資源を活かし、社会課題を解決する新しい価値創出に取り組む企業活動の魅力に気づき、高い関心を示しました。

その後の閉会挨拶では、那須保友学長がKIBINOVEの役割について語り、学生や研究者、企業が新しいアイデアを自由に挑戦できる場を提供する意義を強調しました。また、ももスタや吉備中央町のNスクエアとの連携によって、地域の活性化を目指す意向も示されました。

未来への展望


本学は、岡山市をはじめとする様々なパートナーと共にこのコンソーシアムを通じてスタートアップの創出や成長に貢献し、地域イノベーションを推進していく意欲を表明しています。そのことで、岡山が新しいビジネスモデルの発信地となることが期待されています。これからも岡山大学の挑戦に注目していきたいです。ぜひ、地域と共に成長する姿を見届けてください。


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