産学連携プロジェクトが生んだファミマポテチCM、首都圏で放映スタート！

2025年6月24日から7月7日まで、ファミリーマート店舗内のデジタルサイネージ「FamilyMartVision」にて、産業能率大学の小々馬ゼミが学生主体で企画した「ファミマルポテトチップス絶品うすしお味」のCMが放映されます。これは、株式会社ゲート・ワンとの産学連携プロジェクトによるもので、首都圏にある約2,900店舗で視聴可能です。

CM制作の背景と目的

このプロジェクトでは、Z世代の消費行動に影響を与えるリテールメディアの可能性を探求しています。具体的には、若者の購買動機を理解し、それを元にした効果的な宣伝コンテンツを制作することを目指しています。小々馬ゼミの学生たちは、Z世代が共感できる言葉や表現を使用して、商品の魅力を引き立てるCMを制作しました。

学生たちの挑戦

学生たちは、アンケート調査を実施してZ世代のポテトチップス購入の動機や使用シーンを分析。調査結果を基に、「気分爆上げ」といったキャッチーなフレーズや、サクサクした食感を強調する表現を取り入れたクリエイティブなアイデアを複数提案しました。その中から選ばれた1つのアイデアが、今回のCMとなります。

CM放映の目的と期待される効果

このプロジェクトでは、CMの放映を通じてZ世代の購買意欲を高め、来店を促進する狙いがあります。また、FamilyMartVisionを介して若者へのアプローチ手法を検証し、今後のマーケティング戦略に活かしていくことも目指しています。CMの放映後には売上効果の検証も行う予定です。これにより、実践的なマーケティング活動がどのように実を結ぶかが注目されます。

FamilyMartVisionと今後の展望

FamilyMartVisionは、全国のファミリーマート店舗に設置されているデジタルサイネージ。1日およそ1,500万人が訪れるこの場を利用して、様々な情報やエンタメコンテンツが配信されます。株式会社ゲート・ワンは、こうした情報の視認率を高めることを目指し、今後も豊富なコンテンツを提供していく方針です。

出典: FamilyMartVision設置店舗情報

学生たちの成長と未来

小々馬ゼミでは、マーケティングを通じて社会に貢献することを目指し、Z世代やα世代の価値観を研究。企業との連携を通じて、実践的なマーケティングスキルを身につけています。このようなプロジェクトは、学生たちに実務家との交流や研究成果を社会に還元する貴重な機会を提供します。学生たちの活躍が、今後の企業のプロモーションや商品開発に大きな影響を与えることが期待されます。