袖ケ浦市に新しい風を運ぶ "チョイソコがうら"
袖ケ浦市で注目のデマンド型乗合送迎サービス「チョイソコがうら」が、令和7年10月1日(水)に長浦地区で本格運行をスタートしました。このサービスは、市内の交通利便性を高め、住民の健康促進や地域の賑わいを創出することを目的としています。
デマンド型乗合送迎サービスとは?
デマンド型乗合送迎サービスは、利用者からのリクエストに基づいて運行される交通手段で、予約を通じて必要な時間に必要な場所へ送迎を行います。地域住民にとって、これまでアクセスが困難だった場所へも気軽に行けるようになるため、出かける意欲が高まります。
長浦地区の本格運行が開始
「チョイソコがうら」は、2022年10月から長浦地区で実証運行を行っていましたが、今回の本格運行でさらに多くの利用者が期待されています。運行時間は月曜日から土曜日まで、祝日や年末年始を除く、9時から17時まで。また、予約はインターネットで24時間受け付けており、コンビニ感覚で利用が可能です。
運賃と利用方法
「チョイソコがうら」の利用料金は、エリア内での移動が1回300円、エリアをまたぐ場合は1回600円となっています。未就学児は無料で利用でき、さらに小学生以上の市内在住者は会員登録を行うことで利用可能になります。この新サービスにより、地域の皆さんがさらに気軽に外出できる機会が増えることでしょう。
車両も増強し、サービス向上
本格運行スタートに合わせて、これまで運行していた3台に加え、1台の増車が行われ、全4台の体制で運行します。新たに投入される車両はトヨタ自動車のノアハイブリッドで、最大5名が乗車可能です。また、地域の住民によるデザインが施されたラッピング車両は、地域貢献の象徴にもなります。
官民連携で地域づくりを
このプロジェクトは、市の取り組みとして、千葉トヨタ自動車株式会社、房総タクシー株式会社、そして袖ケ浦市が連携して推進しています。市民の方々が安心して暮らせる街の実現を目指し、外出機会を増やし、地域の交流を促進する取り組みとして期待されています。
住民が存分に活用できる新サービス
「チョイソコがうら」は、地域住民にとって自由な移動手段として大きな利点をもたらします。仕事や学校への通勤・通学、買い物、趣味の習い事など、あらゆる場面で利用することで、まちの活性化にも寄与することでしょう。この新たなサービスをぜひ活用して、袖ケ浦市を存分に楽しんでください!