伊藤ハム米久プラントが三島市に新工場を開設
伊藤ハム米久ホールディングス株式会社が静岡県三島市に、子会社の伊藤ハム米久プラント株式会社を通じて新しい食肉加工品製造工場「三島工場」を竣工させました。これは、同グループが培った技術とノウハウを凝縮したもので、約300億円を投じて建設されています。
三島工場の特徴
この新設工場は、年産20,000トンの生産能力を誇り、主力商品の安定供給を図る重要な施設となります。生産開始予定は2026年10月です。
モダンな工場コンセプト
三島工場のコンセプトは、「Smart」、「Sustainable」、「Open」の3つの柱から構成されています。これにより次世代の生産ラインを実現し、効率化と持続可能性を両立させることを目指しています。
- - Smart: 工場の設計は自動化と効率化を追求しています。生産ラインではAIやデータを活用して、品質管理の向上とトレーサビリティを強化しています。自動開梱機や自動ラック倉庫の導入により、原料搬送や物流の自動化が進んでいます。
- - Sustainable: 環境への配慮も重要なポイントです。水やエネルギーの使用量を削減し、製造工程で発生する動物性残渣や排水汚泥の有効利用を進めています。また、多様な人材が働きやすい職場環境の整備も行い、人と環境に優しい工場を目指しています。
- - Open: 工場見学コースを設け、ハムやソーセージの製造工程やものづくりの歴史を地域の人々に紹介する趣旨です。地域とのつながりを深め、開かれた工場の実現に向けて積極的に活動します。
工場の具体的な情報
三島工場の所在地は静岡県三島市安久43-2で、敷地面積は26,131㎡、延床面積は19,708㎡となっています。工場は4階建てで、1階と2階が生産エリア、3階は見学通路、4階には厚生施設が整備されています。生産予定には、伊藤ハムの「アルトバイエルン」、朝の「フレッシュロースハム」、ポークビッツや、米久の「御殿場高原あらびきポーク」、原形ベーコンが含まれています。
食を通じた社会貢献
伊藤ハム米久グループは、この三島工場を加工食品事業を支える次世代モデルの拠点として位置づけています。高品質で安全な商品を安定的に供給し、食を通じた健やかで豊かな社会の実現に貢献することを目指します。
この新たな工場が地域経済に与える影響や、どのように地域とのつながりを深めていくのか、今後の動きに注目が集まります。