CEIV認証取得の成田空港
2025-03-07 14:37:17

成田空港が日本初のCEIVリチウムバッテリー認証を取得し物流の安全性向上を図る

成田空港がCEIVリチウムバッテリー認証を取得



成田国際空港株式会社は、このたびリチウム電池の安全な航空輸送を目的とした認証「CEIV Lithium Batteries」を取得しました。これは、国際航空運送協会(IATA)が提唱するもので、成田空港に関わる事業者たちが共同で認証取得に取り組んできた成果の一つです。

CEIV Lithium Batteries認証の意義


この認証の取得により、成田空港は日本で初めて「CEIV Lithium Batteries パートナーエアポート」として認定されました。リチウム電池は、バッテリーを使用した様々な製品に欠かせない部品ですが、その運送には高い安全基準が求められます。CEIV認証を受けたコミュニティ参加企業は、国際基準に基づいた体制が整っていることが証明され、安心してリチウム電池を輸送することができます。

航空貨物におけるリチウム電池の重要性


リチウム電池は、スマートフォンやノートパソコン、電気自動車など、現代の生活に必須のアイテムに使われています。しかし、リチウム電池は不適切に取り扱うと、発火や爆発の危険性があるため、その輸送には専門的な知識と技術が必要です。成田空港では、CEIV認証を通じて、リチウム電池の取り扱いに関する教育と検査を強化し、安全な物流体制を築くことを目指しています。

国際的な物流拠点としての成田空港


CEIVリチウムバッテリー認証の取得は、成田空港にとって重要なステップです。これまでにも、医薬品輸送に関する「Pharma」の認証を取得しており、特定貨物の安全な扱いにおいては既に一定の評価を得ています。今後、リチウム電池輸送の増加が見込まれる中、成田空港は、高品質で安全なサプライチェーンを通じて、国際的な物流拠点としての地位をさらに強化していく予定です。

さらなる品質向上と協力体制


成田国際空港株式会社は、今後も関係事業者との連携を強化し、さらなる品質向上に努めていくとしています。模索してきた「空港コミュニティ方式」によって、協力して物流業務を担うことで、各社の取り組みがより充実したものとなるでしょう。

成田空港の新たな挑戦は、今後の航空物流業界においても大きな影響を与えると期待されています。リチウム電池の安全な輸送は、今後さらに求められる重要な課題です。この認証を機に、成田空港は世界中の顧客に信頼される空港となることでしょう。


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