自然とのふれあいで自分探し
千葉県柏市にある麗澤中学・高等学校では、2025年5月24日(土)に中学1年生を対象にしたフィールドワーク「樹木観察」を実施します。
この活動は「自分(ゆめ)プロジェクト」の一環で、生徒たちが自然との接点を持ちながら、自身の関心や価値観に気づく大切な機会です。麗澤中学・高等学校では、6年間を通じて生徒が「自分とは何か」「将来どう生きるか」を考えるプログラムを展開しており、その初期段階として実施されるフィールドワークは特に重要です。
フィールドワークの目的と内容
今回のフィールドワークでは、キャンパス内に生育するさまざまな樹木を観察します。生徒たちは、樹木の成長や周囲の環境とのかかわりを学びながら、自然の奥深さを体感します。専門団体「森林塾青水」からインストラクターが招かれ、専門的な指導のもとで学びが進められる予定です。
活動内容には、ウォーミングアップや観察のコツの紹介、「気づきシート」への記録があります。最後には各グループの発表があり、得られた知識を共有します。このフィールドワークは、中学生活の中での重要な学びの一環として位置づけられています。
次のステップへ
この樹木観察で培った知識は、今秋(10月下旬)に予定されている群馬県奥利根での「水源の森フィールドワーク」に繋がります。生徒たちはそこで、生命の源である「樹木」と「水」をテーマに、さらに深い自然体験を通じて自分と自然の関係について考察を行う予定です。
麗澤中学・高等学校の教育理念
麗澤中学・高等学校は、昭和10年に創立以来、「道徳科学専攻塾」として多くの学生を送り出してきました。グローバル社会に適応し、物事の本質を見抜く力を育てるために、独自の教育カリキュラムを展開しています。
近年では、2015年に中高一貫コース「叡智コース」を設立し、より一層幅広い教育プログラムを通じて生徒たちの成長をサポートしています。このような取り組みを通じて、麗澤中学・高等学校は未来のリーダーを育成するための環境を整えています。
概要
- - 対象: 麗澤中学校 中学1年生165名
- - 日時: 2025年5月24日(土)8:45~13:25
- - 場所: 廣池学園キャンパス内
- - 方法: 対面型フィールドワーク
- - 講師: 森林塾青水 インストラクター数名
このように、麗澤中学では、自然とのふれあいを通じた「自分探し」の活動が展開されています。これからの展開が期待される中、自己理解や将来のビジョンを深めるための貴重な経験が続いていきます。