バイオインフォマティクス事業が始動
2025-05-08 11:15:27

岩井化学薬品がバイオインフォマティクス事業を本格稼働へ、斎藤輪太郎氏を迎え強化

岩井化学薬品株式会社の新たな挑戦



岩井化学薬品株式会社は、2025年4月1日付で新たにバイオインフォマティクス事業を本格稼働させることを発表しました。本事業は、専門知識を持った人材不足を解消し、研究者への支援を強化することを目的としています。また、慶應義塾大学の元特任教授、斎藤輪太郎氏をテクニカルマネージャーに迎え、バイオインフォマティクス解析のニーズに応じたサービスを展開していきます。

バイオインフォマティクス事業参入の背景



生物学的データの出力が増加し、特に次世代シーケンシング(NGS)技術の進展により、多くのデータが生成されるようになっています。この膨大なデータを効果的に分析・解釈するためには、バイオインフォマティクス解析が不可欠ですが、技術者の不足が課題となっています。岩井化学薬品は、研究者のニーズを満たすため、以下の三つのサービスを提供します。

  • - 人材派遣: プロジェクトに必要な解析要員を研究者に派遣し、解析作業を支援します。
  • - 解析受託: 自身で解析する時間がない研究者に対して、データを預かり解析結果を提供します。
  • - クラウド型解析プラットフォーム: 研究者が自ら簡単にデータ解析を行えるプラットフォーム(basepair)を提供します。

ユーザーの多様化するニーズ



研究の目的や内容、手法の多様化が進んでいるため、研究者は独自のデータ解析を求めるケースが増えています。このニーズに応えるためには、専門的な知識を有するバイオインフォマティクスの技術者が必要です。現状ではバイオインフォマティクスの解析者はまだ十分ではなく、効果的なソリューションを提供することが求められています。

斎藤輪太郎氏の役割



新たにバイオインフォマティクス事業のテクニカルマネージャーに就任した斎藤輪太郎氏は、20年以上の研究歴を持ち、様々な分野の支援において幅広い経験を有しています。彼は「自身の経験を活かし、生命科学の研究者を多角的に支援することが私の使命」と述べています。

岩井化学薬品の企業ポリシー



岩井化学薬品株式会社は1947年に創業以来、誠実を経営理念として掲げ、ライフサイエンス分野に特化した研究用試薬や理化学機器の販売を通じて基礎研究の支援を行っています。今後も「研究者と共に未来を創造する」という企業ポリシーのもと、バイオインフォマティクス事業を通じてさらなる社会貢献を目指しています。

お問い合わせ



バイオインフォマティクス関連の商品に関心がある方や、事業に関する詳しい情報を求める方は、ぜひ岩井化学薬品株式会社までご連絡ください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 岩井化学薬品 バイオインフォマティクス 斎藤輪太郎

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。