ファミマこども食堂
2025-09-29 11:45:27

ファミマが展開する「こども食堂」で防災教育を実施!

ファミリーマートが展開する「ファミマこども食堂」とセーブ・ザ・チルドレンのコラボ



2025年9月26日(金)、ファミリーマート本木東町店(東京都足立区)にて、ファミリーマートと公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンが共同で「ファミマこども食堂」を開催しました。この企画は、昨年に引き続き、防災月間に合わせてこどもたちの防災意識を育むことを目的としています。

なぜこども向けの防災教育が必要なのか


最近、日本では自然災害が頻発しています。この状況の中で、保護者の約40%が「子どもの防災意識が低い」と感じているという調査結果もあります。子どもたちが実際に防災について知識を持ち、行動する力を育むことが求められています。2024年に発生した能登半島地震を経験した子どもたちの中からも「もっと備えが必要だと感じた」との声が上がっています。このような背景から、セーブ・ザ・チルドレンは「ファミマこども食堂」を通じて、実践的な防災教育を提供しています。

手を動かして学ぶ防災ワークショップ


当日は近隣に住む14名の子どもとその家族が参加しました。ワークショップでは、まず非常用持ち出し袋の中身を確認。スタッフと一緒に「これは何のために使うのか?」と、一つひとつのアイテムについて考えました。続いて、店内の商品を見て、実際に必要なものを自ら考える時間も設けられました。

特に印象的だったのが「新聞紙で作るお椀」のワークショップです。昨年、同様に新聞紙を使ったコップ作りが好評だったため、今年はお椀作りに挑戦しました。このお椀に盛り付けたのは、人気メニュー「ファミチキ」。災害時でも、知恵を絞ることで温かく美味しいご飯を楽しむことができるという体験が、子どもたちの記憶に残ったことでしょう。

こどもたちのリアルな体験


ワークショップの後は、ファミリーマートの仕事体験が始まりました。レジでのバーコード読み取りに、こどもたちからは驚きの声が上がりました。普段は見ることができないお店の裏側を探検したり、商品を陳列したりと、様々な体験が子どもたちに新たな発見を提供しました。最後には、店舗のイートインスペースで和やかなお食事会が行われ、参加者全員で今日の体験を振り返りながら楽しい時間を過ごしました。

参加者の声


参加した親御さんからは、「非常用持ち出し袋に何を入れるか、一生懸命考えていました。すごく良い体験になった」との感想や、「防災について考える良い機会だった」との声が寄せられました。また、子どもたちにとっても、実際に体験することで防災への興味が高まったことが伺えました。

今後の展望


この取り組みを通じて、こどもたちが防災について学び、自分たちの生活に役立てる経験を得ていくことが重要です。ファミリーマートとセーブ・ザ・チルドレンは、今後も継続してさまざまな取り組みを行っていくことを約束しています。地域社会との共同体験を通じて、子どもたちの防災意識を高めていくことが期待されます。

防災を「自分事」としてしっかりと理解できるよう、今後も多くの教育プログラムの実施が望まれます。親子で参加できるこうしたイベントを通じて、日常からの防災対策に繋がっていくと良いですね。


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