NSCAジャパンの夢
4月1日、特定非営利活動法人NSCAジャパンは設立35周年を迎え、この節目に自らの夢を再確認しました。先日実施した会員アンケートによると、2,512名の参加者が示した声には、ストレングス&コンディショニング(S&C)専門職の価値を社会に届けたいという切なる願いが込められています。
このアンケートは、2025年11月から12月にかけて行われたもので、回答者の66.8%が20代・30代の若手と中堅層で構成されており、現役で活躍するプロフェッショナルの割合の高さが際立っています。特に入会歴3年未満の会員が45.5%を占め、新たな血流の流入が進んでいる様子が伺えます。
専門職の広がり
回答者の職種を見ると、パーソナルトレーナーが34.1%を占め、次いで医療や治療に関する職種17.2%、フィットネスインストラクター9.8%、S&Cコーチ8.5%と続きます。また、アスレティックトレーナーの多くが副業としてS&C指導に携わっており、様々な役割を持つハイブリッド型の指導者が増加しています。これにより、S&Cの持つ専門性はさらに多様化し、現場におけるニーズに応えられるようになっています。
資格がもたらす影響
NSCAの資格を所持していることが、実際のキャリアやビジネスにどう影響を与えるのかも分かりました。「就職・転職に役立つ」との回答が52.5%あり、新たな指導先・顧客の獲得にもつながるとの意見が52.0%寄せられています。このように、資格は知識の証明に留まらず、実質的なビジネスの武器であることが実感されています。
年収と社会的地位の確立
S&C関連業務の年収については、250万円から500万円未満が36.8%を占めており、このボリュームゾーンの中で年収1,000万円以上に達する層も4.1%存在することが分かりました。この収入の幅は、経験や専門性、働き方により幅広く分布しており、特に若手層の収入向上を支援する必要性が浮き彫りになっています。
また、専門職としての社会的地位の確立を求める声も多く寄せられ、一番多い期待としてNSCAの認知度向上(60.6%)や専門家の免許制度の制定(56.4%)が挙げられています。これにより、S&Cという職業の認知度を高めることが急務であると理解されます。
NSCAジャパンの今後
NSCAジャパンは、35周年を迎えた機会を通じて、会員の夢を代表して声を発することを再確認しました。彼らが求めるのは、専門知識を持つ人が日本社会で誇りを持って活躍できる未来の実現です。今後、認知度向上やオンライン教育の充実、若手の収入向上支援を最優先事項として進めていく考えです。
私たちNSCAジャパンは、S&Cに関する正しい理解と評価を実現するために、引き続き努力を続けていきます。詳細な調査結果は
こちらから確認できます。