AIで地域PR実現
2026-06-23 10:11:19

街が語り手を生み出す!AIを活用した地域PR動画コンテストの開催

街が語り手を生み出す!AIを活用した地域PR動画コンテストの開催


農業と新技術を融合する「Metagri研究所」が、新たな試みとして地域PR動画コンテストを開催します。このイベントは、全国の地域がクリエイターと連携し、それぞれの特性を生かしたPR動画を制作することを目的としています。

動画生成AIとクリエイターの共創


Metagri研究所では、動画生成AIを活用し、地域の歴史や特産品、ライフスタイルをテーマにすることで、地域外の人々がその価値を理解し、共感を持つきっかけを作ります。2026年春には千葉県白井市で実施した際、全国から寄せられた31作品の中から4作品が選ばれ、さまざまなPR施策に活用される予定です。

この取り組みは、単なる映像制作に留まらず、クリエイターたちが地域の魅力を探求する過程を通じて、未知だった地域との新しい接点を見出すことができるプログラムです。参加者は、「誰に」「どの魅力を」「どんな物語で届けるべきか」という視点から創作を行うため、地域に対する関心が高まります。

人口減少と情報発信の課題


近年、日本の人口は減少傾向にあり、多くの自治体がその影響を受けています。特に若い世代が東京圏に集中している現状において、地域の魅力を効果的に発信する手段が求められています。しかし、映像制作の専門知識を持つ人材やノウハウの不足、地域外の人との接点創出が課題として挙げられます。

そこで、Metagri研究所はこのコンテストを通じて、クリエイターと協力しながら、地域のPR動画を「外注するもの」から「語り合うもの」へと進化させることを目指しています。

新しい「関係人口」の創出


前回の実証において、参加者から「住んでみたい」「訪れてみたい」といった意見が寄せられたことは、この企画が人々の関心を引き、地域への関わりを促すことができる証左です。作品や参加者の反応は、地域の魅力を発信するための重要な材料となり、移住や観光、ふるさと納税へとつながる「関係人口の芽」を育てることが期待されています。

募集要項と参加の流れ


このコンテストは全国の市区町村や都道府県が参加可能で、最大3自治体が選ばれる予定です。応募締切は2026年7月17日(金)。応募方法は、特設ページからの相談申し込みです。そこから地域の課題や目的に応じた提案を行います。

選定された自治体には、地域の魅力を適切に発信するために必要な5つの協力事項が求められます。これは、テーマ設計や地域素材の提供、告知活動、作品の最終審査、動画の継続的な活用に関するものです。

共創型PR動画コンテストの未来


このコンテストの最大の特徴は、単に完成動画を作るだけでなく、地域の魅力を伝える「語り手」を生むことです。また、生成された視点は今後の地域施策に役立てられるため、持続的な関係構築につながります。

全国の自治体にとって、地域の価値を再発見し、多くの人々に伝えるチャンスとなるこのコンテスト。地元の魅力を発信し、共に未来を築くことができるこの取り組みに、ぜひ参加を検討してみてください。


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