災害対策プログラム
2025-10-08 18:59:27

東京大学が実施する災害対策エグゼクティブプログラムの受講生募集が開始!

東京大学が実施する災害対策エグゼクティブプログラムの受講生募集が開始!



東京大学大学院情報学環が、2026年度の「Disaster Solution Executive Program(DSEP/災害対策エグゼクティブプログラム)」の受講生を募集開始しました。このプログラムは、自然災害やサイバー攻撃、地政学リスクなどの複雑な脅威に備えたリーダーを養成することを目的にしています。社会のレジリエンスの強化に寄与し、地域や組織をリードする人材を育成する取り組みです。

プログラムの概要


DSEPは、東京大学大学院情報学環が2024年に開講したもので、文部科学省認定の履修証明プログラムです。経営者や専門職の方々が、未来に向けた意志決定力を身につけるための国内初のプログラムとして、多くの注目を集めています。これまでに、経営者17名をはじめとする28名が第1期に参加し、さらに第2期では医師や弁護士、政治家なども加わり、30名と多様性のある受講生が集まりました。

このプログラムは、受講生が理論と実務を行き来し、実効的な知識とともに強固なネットワークを築くことができる場を提供します。さらに、プログラムでは、自然科学や社会科学の基盤のもと、安全対策やリスク管理に関する幅広いテーマが扱われます。

多様なカリキュラム


DSEPのカリキュラムは、災害対策の8つの分野に分かれています。サイバー犯罪や法医学、組織危機管理といったテーマに加え、国内外の具体的な災害事例を取り入れたケーススタディも実施されています。これにより、受講生は自分の現場にどう適用できるかを考え、議論しながら学びを深めることができます。

また、受講生同士のネットワーク形成も重要視されており、異なる専門性やバックグラウンドを持つ仲間と協働することで、平時からの連携強化を図ることができます。女性比率も高まり、より国際的な視点をもったフィールドでの活動が期待されています。

受講要項と手続き


DSEPへの参加は、社会人や経営者層が対象となり、高等学校卒業以上の資格が求められます。学ぶ内容は、リスクやレジリエンスに関連する体系的な知識や技能となっており、最先端の研究に基づいた講義を受け、独自の研究テーマ設定や成果発表も含まれています。学習時間は60時間で、自主研究時間も必要となります。

受講形態は、オンライン講義(Zoom)や対面での研究活動も設けられており、受講者同士の交流を重視したスタイルが取られます。開講期間は毎年4月から翌年2月までで、定員は約18名が設けられています。

受講料は、推薦がある受講者で88万円、ない場合は110万円です。修了生には東京大学から履修証明書が発行されます。申込に関する詳細は、東京大学の公式サイトで確認できます。

このプログラムは、持続可能で強靭な社会の実現に向けた第一歩として、未来のリーダーを育成し続けます。ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか?

お問い合わせ先


詳しい情報や申込みについては、東京大学大学院情報学環の沼田准教授にご連絡ください。メールアドレスは[email protected]です。

このプログラムへの参加は、未来に向けた重要な一歩になることでしょう。


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