いすゞ自動車の人事戦略に新風を吹き込む有沢正人氏の顧問就任

東京都新宿区に拠点を持つ一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2023年にいすゞ自動車株式会社のCHROを務める有沢正人氏を、新たに顧問に迎えたことを発表しました。これにより、同協会はプロティアン・キャリア理論の普及を加速させ、人材価値の最大化に向かう取り組みを強化していく方針です。

有沢正人氏の豊富な実績

有沢氏は、人事の分野で非常に称賛される実績を持っています。元カゴメ株式会社の常務執行役員CHOとして、世界中で使われる共通の人事制度構築に寄与しており、HOYAではわが国と世界における職務等級制度や評価制度の導入を成功させました。これらの経験を基に、組織と個人の成長を両立させる戦略的な人事施策を進めてきたのです。

彼の知見とネットワークがプロティアン・キャリア協会に加わることで、企業の人的資本経営に関する指針がさらに明確になることが期待されます。特に、企業価値向上に向けた取り組みとして、従業員自らのキャリアをどう活性化させるかについての助言は、非常に価値があると考えられています。

特別対談イベントの開催

有沢氏の顧問就任を祝した特別対談イベント「人的資本経営をベースにした人事制度の改革」が、2023年7月18日の金曜日に開催されます。このイベントでは、有沢氏と代表理事の有山徹氏が、「人材価値を最大化する人事制度の設計」に関して貴重な対話を行います。人事の最前線で実績を積んできた有沢氏の実践的な知見を共有する貴重なチャンスとなるでしょう。

新たなキャリア支援の姿

有沢氏自身、人的資本経営やキャリア自律、ダイバーシティの推進といったテーマがますます重視される昨今、「人を起点とした経営」の重要性を強調しています。彼は、今後のキャリア支援のあり方を見据え、実践と理論を結びつける役割を果たすことを表明しました。この姿勢は、キャリア支援を進化させる新しい道筋を提供するものです。