鉾田市での大葉収穫体験イベントが開催
茨城県鉾田市で、新たな地域体験イベントが行われることが発表されました。このイベントは「チイオシ鉾田市プロジェクト」として、株式会社フューチャーリンクネットワーク(FLN)と中島農園が協力し、2025年12月13日から14日にかけて開催されます。
プロジェクトの背景
鉾田市は、日本一の野菜生産量を誇る町として知られています。しかし、人口減少をはじめとする課題に直面している地域でもあります。このプロジェクトは、地域外の人々が鉾田市と関わる「関係人口」を育むことを目的としています。単なる観光を超えて、生活や文化、地域課題に関心を持ってもらうことが狙いです。
イベント内容
イベントでは、参加者が実際に大葉の収穫を体験できるほか、加工品の製造や地域資源に関する学びの機会も設けています。以下が主なプログラムの内容です。
1. 大葉の収穫・袋詰め体験
中島農園での体験では、自分の手で大葉を収穫し、その後袋詰めまでの工程を実際に行います。この活動を通じて、農作物の生産過程を理解し、農家が大切に育てている理由を学びます。
2. 加工品作りと地域ブランドの理解
また、中島農園では「大葉じぇのべーぜ」や「大葉味噌」といった加工品を開発しています。体験中には、これらの商品がどのように生まれたのか、その背景や工夫にも触れることができます。生産から加工、販売までの一連の流れを学び、地域資源の価値を高めていく実践的な学びが得られます。
3. フェノロジーカレンダーの作成
収穫体験後には、地域の季節感を記録する「フェノロジーカレンダー」を作成する作業も行います。参加者自身の体験をもとに、季節と人々のつながりについて情報を発信する方法を考えます。
4. 地域交流とヒアリング
最終日には、鉾田市内のツアーや地域ヒアリングが行われます。地域の方々と直接対話することで、地元の課題や生活の実情を知り、今後の関わりについて考える機会となります。
イベントの成果
このイベントを通じて得られる効果は、農業現場に直接触れることにより、参加者が鉾田市の理解を深め、さらには地域に愛着を持つきっかけを提供することです。体験後は、参加者が地域に継続的に関わるためのプログラムも用意されており、情報発信や地域とのつながりを強化することが期待されています。
参加方法
このプロジェクトに参加したい方は、事前申し込みが必要です。定員は3〜5名で、申し込み締切は2025年11月16日です。興味のある方は、公式ウェブサイトから詳細情報をチェックし、ぜひ申し込んでみてください。
最後に
鉾田市での大葉収穫体験は、自然と触れ合い、新しいつながりを育む素晴らしい機会です。地域と一緒に、持続可能な未来を考えるきっかけにしてみませんか?
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