広島建設が地域愛を込めた寄附で紺綬褒章を受章
広島建設株式会社は、福山市への寄附が認められ、2024年7月に紺綬褒章を受章しました。この名誉ある褒章は、公益のために私財を寄附した個人または法人に対して贈られるものです。
寄附の背景
本社を千葉県柏市に構える広島建設株式会社は1968年に創業し、全国的に住宅建築や大型建築を行っている企業です。創業者の島田裕郷会長は広島県福山市の出身であり、地元への愛情を込めた企業名がつけられています。「西町南公園」に対する総額1,000万円の寄附は、地域への感謝の気持ちから発生しました。この公園は、会長の自宅跡地の一部を含んでおり、より多くの人々が訪れ、憩いの場となることを願っています。
福山市のコメント
福山市からは、この寄附が市の魅力的な街づくりに非常に貢献していると評価されています。特に、今年は戦後80年という節目の年でもあり、福山市は「平和と復興」をテーマに活動しています。公園は市民の憩いの場であり、世界バラ会議の開催準備にも活用されているとのことです。
創業者の思い
島田会長は「56年前に福山市から上京して広島建設を創業し、地元の発展に少しでも寄与できたことを嬉しく思います」と語っています。自身のルーツがある地に対する思いが、広島建設の地域貢献活動に繋がっています。
代表取締役のコメント
代表取締役の島田秀貴氏も「紺綬褒章を受賞できたことを光栄に思います。1993年の不況時、福山市の土地買収の提案に応じたことで、市民公園が整備され、多くの人々に利用されています」と述べています。
これからの広島建設
今後、広島建設株式会社は地域の発展に寄与するため、さらなる事業に積極的に取り組む意向を示しています。地域社会に対する恩返しの精神を忘れず、地元に愛される企業であり続けることを目指しています。
企業情報
広島建設株式会社は千葉県柏市に本社を置き、注文住宅や大型建築物を手掛けています。また、リフォームや不動産開発など、多岐にわたる事業を展開しています。詳細情報は公式ウェブサイトで確認できます。
公式ウェブサイト
地域に根ざした企業として、広島建設の今後の活動に期待が寄せられています。彼らの地域への貢献は、私たちにとっても大変ありがたいものです。