フードドライブで地域貢献
2025-11-26 10:59:51

埼玉・常盤北小学校でのフードドライブが地域の絆を深める

埼玉・常盤北小学校で実施されたファミマフードドライブ



埼玉県さいたま市立常盤北小学校では、株式会社ファミリーマートと埼玉県の連携による「ファミマフードドライブ」が盛況に実施されました。地域のこどもたちの食育を目的としたこの取り組みは、地元の食支援活動をサポートするものであり、70点の食品が寄付される結果となりました。

プロジェクトの背景



2025年11月25日、常盤北小学校にて寄贈式が行われ、出席者には学校側の教職員やファミリーマートの代表者、さらにさいたま市フードパントリー連絡会のメンバーも参加しました。このイベントは、食品ロス削減を目的とした食育プロジェクトの一環であり、地域のコミュニティとの結びつきを強化しています。

教育プログラムの実施



2025年9月には、ファミリーマートと埼玉県庁の職員を講師に迎え、出前授業が行われました。この授業は、約330名の児童を対象に、食品ロスの問題や地域の食支援の重要性を学ぶ時間となりました。こどもたちは真剣な表情で講義を聞き、クイズにも積極的に参加する姿が印象的でした。

授業内容では、食品ロスの実態やその影響について考えさせることに重点が置かれ、こどもたちは自身の食に対する意識を高める良い機会となりました。授業後は、各クラスでオンライン授業を行い、「ファミマフードドライブ」の目的や進行状況についても学びました。

フードドライブの実施



実際の「ファミマフードドライブ」は、2025年10月27日から11月17日までの約3週間実施され、校内に寄付ボックスが設置されました。各家庭から持ち寄られた食品の中には、お菓子やレトルト食品など多種多様なアイテムがあり、70点もの食品が集まりました。集まった食品は、さいたま市フードパントリーを通じて、地域の一人親家庭や就業が困難な方々に届けられました。

寄贈式の様子



寄贈式では、参加者たちが寄付した食品とそれをまとめたボックスの前で記念撮影を行い、地域の子どもたちが食支援の重要性を理解することに役立つイベントにしました。

ファミリーマートの代表者は「地域の皆様の協力のおかげで、児童に対して食品ロス削減の教育の場を提供できたことを嬉しく思います」とコメント。埼玉県の担当者も、「こどもたちが食品ロスに対する意識を持ち続けてくれることを期待しています」と述べ、地域との繋がりの重要性を強調しました。

こどもたちの感想



参加したこどもたちの中からは、実際に食品を寄付したことで「社会に貢献できる実感がある」といった感想が寄せられました。ある6年生の生徒は、「フードドライブという言葉を知らなかったが、講義を受けて食品を無駄にしないことに注意を払い始めた」と話しました。こうした学びの成果は、今後の生活にも良い影響を与えることでしょう。

ファミマフードドライブの意義



「ファミマフードドライブ」は、地域の人々が家庭で余った食品を気軽に持ち込み、困っている人々への支援につなげる取り組みです。この活動を通じて、地域社会の結束を強め、次世代を担うこどもたちに持続可能な考えを深めてもらう狙いがあります。

当取り組みは、全国的に広がっており、2025年10月末の時点で、4,857店が参加し、665の協力パートナーと共に食品提供を行っています。今後も地域貢献の一環として、より多くの取り組みが進むことが期待されています。


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