「山野貝塚シンポジウム」開催のお知らせ
千葉県袖ケ浦市にて、令和8年2月7日(土)に「山野貝塚シンポジウム」が開催されます。このシンポジウムは、国史跡に指定された山野貝塚を中心に、縄文時代後・晩期の集落の形状やその意味について知識を深め、議論を交わす貴重な機会です。
山野貝塚とは?
山野貝塚は、約4,500年前から2,500年前にかけて存在した集落跡ですとされています。この遺跡の特徴は、中央に窪地を持ち、その周囲が環状に高くなっている「中央窪地型集落」と呼ばれる形状です。これにより、縄文時代の人々の生活環境や集落の形成過程を学ぶことができます。
シンポジウムの目的
今回のシンポジウムでは、山野貝塚とその他の関東地方の縄文集落を比較しながら、特徴的な集落の形が持つ意味を探ります。山野貝塚の整備作業において、この集落形状の復元が今後の課題とされており、その重要性はますます高まっています。
スケジュールの詳細
シンポジウムは、午前10時から午後3時45分まで行われます。開会あいさつの後、以下の内容で各報告が行われます:
- - 10:05 報告1:「山野貝塚の集落の形と今後の整備」
(教育委員会生涯学習課職員)
- - 10:35 報告2:「千葉県における中央窪地型環状集落」
(千葉市立加曽利貝塚博物館 松田光太郎氏)
- - 11:05 報告3:「埼玉県加須市長竹遺跡の集落形」
(埼玉県埋蔵文化財調査事業団 黒坂禎二氏)
- - 11:35 報告4:「神奈川県の縄文時代集落」
(かながわ考古学財団 阿部友寿氏)
午前中の報告を経て、昼休憩には「イボキサゴの出汁を使ったおでん」の販売も予定されています。午後からは、
13:10より講演があり、講師には千葉大学大学院の教授、阿部昭典氏が登壇します。そこで環状盛土遺構の構造や景観について専門的な視点から講義が行われます。
ディスカッションと展示
昼食後の
14:30からは、「山野貝塚のムラの形の意味を探る」というテーマでディスカッションが行われ、参加者同士で意見を交わす時間となります。また、シンポジウム会場内では、山野貝塚に関連する展示も行われます。
参加方法
本シンポジウムは事前申し込みなしで、当日先着順での入場が可能です。入場は無料であり、退場も自由ですので、ぜひ気軽にお越しください。
お問い合わせ
詳しい情報やお問い合わせは、袖ケ浦市教育委員会の生涯学習課(田中)までご連絡ください。電話番号は0438(62)3744です。
千葉の歴史に深く触れることができる貴重な機会に、多くの皆さんの参加をお待ちしております!