夏の星空体験!大平貴之氏のプラネタリウム新作上映会
千葉県市川市にある千葉県立現代産業科学館で、世界的に知られるプラネタリウム・クリエーター大平貴之氏が制作したオリジナル作品「MEGASTARを生んだ星空」の上映が行われます。期間は8月8日(金)から28日(木)まで。この上映会では、大平氏自身の体験を基にした美しい星空が再現され、観客を魅了します。
大平貴之氏の功績と作品の魅力
大平貴之氏は、小学校時代からプラネタリウムの自作に取り組んできた先駆者で、常識を超えた投影機の開発を進めてきました。彼の技術は、現在では国内外で数多くのプラネタリウムに活用され、その作品は多くの観客に感動を与えています。千葉県立現代産業科学館では、大平氏の作品が2006年から上映されており、多くのファンが訪れています。
特に注目すべきは、光学レンズ式とデジタル式を組み合わせた「MEGASTAR-FUSION」技術を使用していることです。これにより、鮮やかな星空の映像と共に美しい風景や動きのある映像を楽しめる体験を提供しています。この技術によって、23メートルの巨大スクリーンに表現される星空は、まるで本物のような臨場感で観客を包み込みます。
上映プログラムの見どころ
上映される作品の一つである「MEGASTARを生んだ星空」は、大平氏が高校時代に南半球で見た壮大な天の川が原体験となっており、その美しさを再現しようとしています。大平氏自身の感情や思いが詰まったこの作品は、8月8日や23日には特別な開館時間に上映されることも特徴です。上演時間は、各回30分で、事前予約が必要です。
その他、千葉の美しい星空を紹介する「千葉の星めぐり」や、宇宙をテーマにした「星のある風景―宇宙―」など、多彩なプログラムが用意されています。特に「星のある風景」では、地球外の壮大な風景を体験でき、まさに宇宙旅行を楽しむ気分が味わえます。
特別なイベント
さらに、8月16日(土)と17日(日)には、大平貴之氏自らが来館し、上映の解説会を行います。この日は、物販やサイン会も催されるため、ファンにはたまらない機会となります。彼の解説を直接聞けるチャンスは貴重ですので、参加を希望する方はお早めに予約されることをお勧めします。
また、ギャラリーでのミニ展示「MEGASTARへの道」も見逃せません。大平氏が学生時代に制作した投影機や、彼の軌跡をたどる内容が展示され、プラネタリウムの進化を感じることができます。
開催概要とアクセス
開催期間は8月8日から28日まで(8月18日休館)。入場料金は一般500円、高校生・大学生250円で、中学生以下と65歳以上の方は無料です。場所は、JR本八幡駅や下総中山駅から徒歩で約15分、京成本線の鬼越駅からは徒歩約13分で交通アクセスも良好です。駐車場の完備もされているので、お車での訪問も便利です。予約は、開催5日前から公式サイトで先着順に受け付けています。
この夏、自分の目で美しい星空を体験してみませんか?大平貴之氏のプラネタリウム新作上映会は、家族や友人と共にぜひ訪れてみる価値あるイベントです。