緩和ケア病棟再開
2025-11-01 08:23:31

聖隷佐倉市民病院が11月に緩和ケア病棟を再開します

聖隷佐倉市民病院が緩和ケア病棟を再開



2025年11月1日、聖隷佐倉市民病院が待望の緩和ケア病棟を再開します。この病院は、がんなどの深刻な病と闘う患者さんやそのご家族に支えられる場所として、心穏やかな療養環境を提供しています。そのため、医療スタッフが多職種のチームを組んで、細やかなケアを行うことを特徴としております。

緩和ケアの重要性


「緩和ケア」とは、がんによって引き起こされる痛みや不快感を和らげる手助けをし、患者さんが自分らしい生活を送るための大切なケアです。 これにより、患者さんやご家族の心理的な負担も軽減されることを目指します。

当院では、患者さんがその人らしさを大切にしながら過ごせるよう、療養環境の整備にも力を入れてきました。

当院の緩和ケア病棟の歴史


聖隷佐倉市民病院の緩和ケアの取り組みは、2005年に始まりました。設立以来、地域のニーズに応える形で進化を遂げ、2008年には印旛山武地域で初めて緩和ケア病棟が承認されました。しかし、2020年4月に新型コロナウイルスの影響を受け、一時は専用病棟の運用を休止し、一般病棟での診療を続けていました。

緩和ケア病棟の特長


新たに再開される緩和ケア病棟は、全室個室で構成され、静けさと落ち着きの中で療養できます。これにより、患者さんは安心して家族と過ごす時間を大切にできるよう工夫されています。

家族のための談話室や控え室、キッチンも完備、お泊まりも可能ですので、愛する人との大切な時間を、安全に過ごすことができる環境が整っています。

専門チームによるサポート


当院では、医師や看護師だけではなく、様々な職種の専門家がチームを組んでサポートを提供します。薬剤師、管理栄養士、理学療法士、歯科衛生士、ソーシャルワーカーなど、各分野のプロフェッショナルが連携し、痛みや心の不安、社会生活での問題に対し、多角的な視点から助けていきます。

再開への想い


緩和ケア病棟の再開に際し、院長の鈴木理志氏は「患者さんとご家族が心穏やかに過ごせる場所を提供したい」と話しています。身体的苦痛や心の不安など、あらゆる面で寄り添えるよう、医療チーム全体が一丸となり、きめ細やかなケアを行うことをお約束します。

どうぞ安心して、私たちにご相談ください。問い合わせは、総合相談室までお気軽にどうぞ。

連絡先


聖隷佐倉市民病院 総合相談室
電話番号: 043-486-8111(平日8:30~17:00)

ぜひ、心の支えとなるこの新しいサービスをご利用ください。


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