市原市とあいおいニッセイ同和損保、SDGsに向けた包括連携協定を締結
千葉県市原市とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、2023年5月28日(水)にSDGs達成を目指すための包括連携協定を結びました。この協定は、互いのリソースを活用し、地域と企業が協力して持続可能な社会の形成に取り組むためのものです。
締結の背景
あいおいニッセイ同和損保は、事故を未然に防止し、安全で安心な社会を築くための商品の提供を通じて持続可能な社会作りに努めています。一方、市原市は地域の防災力を高め、頻発する自然災害に強くしなやかな街づくりを進めています。両者の目指す方向性が合致したことから、協定が成立しました。
連携事項と取り組み内容
この協定の下、以下の項目に関して具体的な取り組みが予定されています。
防災・減災に関するの取り組み
- - 大規模水害時のドローンによる空撮映像の提供:水害の影響を受けた地域の実情を把握し、早急な対応を図ります。
- - 防災関連イベント・セミナーの実施:地域住民を対象に防災意識を高めるためのセミナーやイベントを開催します。
- - 罹災証明申請のサポート:特に大規模な水害時に、必要な書類の申請をスムーズに進められるようサポートします。
安心・安全な地域づくりに向けた取り組み
- - 高齢者の見守り支援:営業活動のネットワークを活用して、高齢者の安否確認や見守りを行います。
- - 交通安全教室の実施:IT技術を活用した交通安全教室を開催し、地域の交通事故防止を図ります。
中小企業支援に焦点を当てた取組み
- - 事業活動の継続支援:地域の中小企業が持続して発展できるよう、必要なサポートを行います。
- - 社会課題に対する取り組み:DX(デジタル・トランスフォーメーション)やカーボンニュートラルへの対応を支援します。
今後の展開
協定締結後、早速「広域水災発生時の共同取組」に関する具体的な取り決めを行いました。これにより、水害発生時の罹災証明書の発行方法についての体制を整備し、豪雨をはじめとする自然災害への備えを進めていきます。市原市とあいおいニッセイ同和損保の強固な連携により、市民が安心して暮らせる環境づくりに取り組み続けます。
この共同の取り組みは、持続可能な地域を作り出す重要なステップであり、今後もさらに多様な施策が展開されることでしょう。市民一人ひとりがこの動きに参加し、より良い未来を目指しましょう。