研究機器レンタル
2025-08-17 18:37:15

革新的な研究機器レンタルプラットフォームが岡山大学と日本電子により誕生

岡山大学と日本電子が共同で新プラットフォーム設立



2025年7月25日、国立大学法人岡山大学と日本電子株式会社は、研究機器をレンタルするプラットフォーム「Shared Transformation(SX)プラットフォーム」の設立合意を発表しました。この新しい取り組みは、国文部科学省で行われた記者会見で発表され、両社が揃って研究環境の改善に向けた意気込みを示しました。

プラットフォーム設立の背景



岡山大学の那須保友学長は、わが国の研究環境が直面している厳しい現状を説明しました。研究機器の購入だけでなく、修理や撤去にかかるコストを抑える必要があるという課題があります。SXプラットフォームは、「買う」から「借りる」という新たな選択肢を提供し、これらの負担を軽減することを目的としています。

このプラットフォームは、研究者が常に最新の機器を利用できる環境を整えることで、研究効率の向上や技術職員のスキル向上にも寄与することが期待されています。

日本電子の視点



日本電子の大井泉社長兼CEOは、プラットフォームの設立を通じて科学技術やイノベーションを活性化する重要性を強調しました。彼は、国の研究基盤を支えるために、大学や研究機関、メーカーが協力して作り上げる大きなプラットフォームであると述べました。

参画機関の募集と展望



SXプラットフォームは、国内の大学、高専、公設試、国立大学研究開発法人などを対象に、岡山大学が管理運営を担当します。2025年8月には周知活動を開始し、9月からは参画機関の募集を行う予定です。国立大学法人の研究環境を支えるために、さらなる参加機関の増加が期待されています。

未来への影響



SXプラットフォームは、岡山大学と日本電子の連携を超えて、全国の研究機関や企業にとって価値ある資源となることが目指されています。中古機器の活用やレンタル・リースのノウハウを共有することで、より多くの機関が研究機器にアクセスできるようになる見込みです。

地域や国の未来を共創するため、研究機器の共用化は欠かせないステップです。研究者の皆様には、ぜひこの新しいプラットフォームに参加していただきたいと願っています。高い技術力を持つ日本の研究機関が世界に通用するための基盤を築くための第一歩として、SXプラットフォームに多くの期待が寄せられています。


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