映画『郷』公開情報
2025-10-02 11:23:24

心で感じることに挑んだ映画『郷』、2026年に公開決定!

映画『郷』の魅力に迫る



約10年の構想を経て遂に公開される印象派映画『郷』が、2026年1月2日に鹿児島で先行上映、続いて1月9日から全国公開されます。この映画は、監督の伊地知拓郎氏が高校球児の葛藤を描きながら、「心で感じること」をテーマとしています。

独創的な映像美とストーリー


冒頭では、緊迫感あふれる高校球児たちの練習シーンに引き込まれます。伊地知監督は、視聴覚的な言語を研究し、概念や感情を彼らの心の中で感じさせるように、台詞を極力排除する手法を用いています。美しい映像美とともに、全編を通してマジックアワーの光を利用し、自然の循環や故郷への思いを映し出しています。これは、観る者に何気ない日常に潜む深い感情を問いかける作品となっています。

教育的意義


『郷』は文部科学省により2024年2月に選定映画にも認定され、「生き方」や「人生設計」といったテーマを学ぶのに役立つ教材としても利用されています。個人の成長や自己探求を促進する内容により、全国の中高生に向けた教育プログラムとして活用が進められています。

物語の核心


映画『郷』は、軍隊のような厳格さを持つ野球部での経験から始まり、主人公の岳が成長する過程を描いています。夢に向かって頑張る高校生たちの姿と共に、彼らが直面する現実や内面的な苦悩、友情の重要性が巧みに表現されています。子ども時代の記憶や生命への感謝が映し出され、観る者は自身の経験と重ね合わせながら物語に感情移入していきます。

制作の背景


監督の伊地知氏は、自らの映画制作を通して日本社会が抱える精神的な問題にメスを入れることを目指しています。日本人の幸福度の低下や若者の自殺問題について危機感を持った彼は、映画を通じてより多くの人々の心を救いたいと考えています。その結果生まれた『郷』は、彼自身の辛い経験から生まれた希望のメッセージを込めた作品でもあります。

プロデューサーの思い


プロデューサーの小川夏果氏は、伊地知監督との出会いをきっかけにこの映画を通じて命の尊さを伝える使命感を持っています。彼女もまた自身が抱える苦しみから、ただの娯楽ではなく人々の心に影響を与える作品を送り出そうとしています。多くの視聴者に『郷』を通じて心の解放を感じてほしいと願っています。

上映情報


『郷』の上映は、先行上映として鹿児島ミッテ10で2026年1月2日より始まり、1月9日からは全国の主要劇場(新宿ピカデリー、名古屋ミッドランドスクエアシネマなど)でも上映されます。前売り券は税込で1,500円で購入可能となっており、ムビチケによる事前購入がスタートしています。

最後に


『郷』は、ただの映画ではなく、人生や自分自身の在り方について深く考えるきっかけを与える作品です。観る者それぞれが自己の人生と重ね合わせながら、深い感動を得ることができることは間違いありません。2026年の公開をぜひお楽しみに!


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