安全を守る新技術
2025-05-27 08:33:22

エッジAIが駅の安全を守る!新たな技術をDEMODAYで初披露

新たな安全監視システム「駅モニエッジ」が登場!



2025年5月27日、Tokyo Artisan Intelligence株式会社(以下、TAI)が、JR東日本が主催する「第11回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」に出展することを発表しました。このイベントでは、JR東日本コンサルタンツ株式会社(以下、JRC)と共同で開発した駅構内の安全監視を支援するシステム「駅モニエッジ」が初めてお披露目されます。実際にどのようにして安全性を向上させるのか、展示会で詳しく体験できることでしょう。

駅モニエッジとは?



駅モニエッジは、従来の駅モニタリングシステムを進化させた新しいシステムです。JRCが開発した「駅モニ®」と、TAIが手掛けるエッジAIコンピュータ「SEASIDE-R7」を組み合わせることで、駅の安全監視が可能となっています。このシステムは、カメラの映像をリアルタイムで処理し、転倒や異常行動をいち早く検知。AIが瞬時にアラートを発出することにより、事故の見逃しや対応の遅れを防ぎます。

特に無人駅や遠隔地の駅では、従来よりも省配線で設置できるため、設置の自由度が高く、業務の負担軽減にも寄与します。また、設定変更にも対応できる柔軟性を持っているため、各駅のニーズに沿ったカスタマイズが可能です。これにより、利用者の安全を強化するのはもちろん、駅運営の効率化も図っています。

DEMODAYでの展示内容



出展ブースでは、駅構内での異常行動を検知するデモンストレーションが行われる予定です。ドーム型カメラを使用することで、AIがどう対象を認識し、どのようにリアルタイムでアラートを出すのかを直接見ることができます。また、エッジAIコンピュータの実機も展示され、その設置性や動作性能の詳細も紹介されます。参加者は、最新の技術に触れて、駅の安全性向上に向けた具体的な取り組みを体感できる貴重な機会となるでしょう。

第11回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY概要



「第11回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」は、これまでのプログラム参加企業が新たな共創プランを発表する「PITCH STAGE」と、OB・OG企業の事業共創事例を紹介する「EXHIBITION」の2つで構成されるビジネスマッチングイベントです。

  • - 日時: 2025年5月27日(火)13:00~18:00
  • - 会場: JR新宿駅 NEWoMan新宿5F LUMINE 0(ルミネゼロ)
  • - 主催: 東日本旅客鉄道株式会社

来場を希望する方は、事前登録が必要ですので、以下の公式ページからお申し込みください。
公式ページリンク

Tokyo Artisan Intelligence株式会社について



TAIは2020年3月に設立され、主にエッジAI技術の研究開発を行う企業です。東北大学の中原研究室で培った技術を基に、AIアルゴリズムを端末側で実行する「エッジAI」に特化した製品を提供しています。駅モニエッジをはじめ、様々な産業機器や医療機器、インフラなどに向けた解決策を展開しており、未来を見据えた技術の社会実装を進めています。

  • - 社名: Tokyo Artisan Intelligence株式会社
  • - 本社所在地: 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3−12新横浜スクエアビル14階
  • - 代表取締役: 中原啓貴(CEO,CTO)、岡安一将(COO)
  • - 設立: 2020年3月
  • - 事業内容: 深層学習アルゴリズムの研究開発、エッジAIプロダクトの開発および販売
  • - Webサイト: TAI公式サイト


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