国際会議で発表
2026-07-06 13:47:55

なかよし学園、国際会議で教育モデルを発表し新たな地平を開く

なかよし学園、国連ACUNS国際学術会議での発表



なかよし学園プロジェクトは、2026年にポルトガル・リスボンで開催される「第39回 ACUNS Annual Meeting」で、国連の理念を現場に実装する教育モデル「CoRe Loop」を発表しました。同会議において、中村雄一代表と事務局長の中村里英が登壇し、日本の学校教育を世界に広める取り組みを報告しました。

ACUNSと「CoRe Loop」モデル


ACUNS(Academic Council on the United Nations System)は、国連システムに関する研究者や政策関係者が集う国際的な学術ネットワークです。2026年大会では「Multilateralism under Challenge and the Future of the Pact」がテーマとなり、国際協力の危機について議論が交わされました。

「CoRe Loop」は、日本の子どもたちが教材を制作し、それを世界の教育現場に届けるという、双方向の学びのモデルです。これは教室で生まれた学びを現場に実装し、現地の反応を再び日本の教室へ戻すというプロセスから成り立っています。これにより、教育現場は単なる支援の受け手ではなく、相互に学びあう関係が築かれます。

モデルの具体的実践


今回の発表では、「Cultivating Grassroots Multilateralism through Education」として、多国間主義を教室から育むことを掲げました。日本の子どもたちが制作した教材やメッセージは、海外の教育現場でも活用され、写真や感想などのフィードバックを通じて、再び日本の教室に戻ってくる仕組みが重要視されています。

これにより、子どもたちが自分の行動が世界に影響を与えていると実感し、地域の学びが国際社会とリンクしていることを理解します。

実践の拡がり


なかよし学園の取組は、日本国内で50校を超える学校、年間約1万人の子どもたちが関与する大規模なものとなりました。広島の子どもたちが制作した教材は、ルワンダやネパールで教育に利用され、地域の学びが世界の平和構築に貢献しています。

特に、瀬戸内海の海洋プラスチックを再利用したフライングディスクは、国際的な関心を集め、その実装が積極的な議論を生む結果を得ました。このように、日本の教育は世界に対してもレスポンシブな姿勢を持ち続けています。

インクルーシブ教育の重要性


なかよし学園は、特別支援学校とも連携し、障害のある子どもたちが世界のために貢献できるモデルを築いています。これにより、たとえ支援を受ける立場にあったとしても、他者を支える主体となり得ることが示されました。このアプローチは、国連の理念「誰一人取り残さない」を実現するための重要な鍵です。

教育現場の変革


中村里英事務局長は日本の教育現場が直面している課題についても言及。教師たちは忙しい日々の中で、新しい教育活動への挑戦が難しい状況にあるとしながらも、なかよし学園の取り組みを通じて教師と子どもたちの興味や関心が高まっていることを伝えました。これにより、教育における新たな価値観が生まれていることを強調しました。

まとめ


なかよし学園は、国際社会との接続を深め、草の根から平和を実現します。多国間主義を教室で育む「CoRe Loop」モデルは、今後も新たな教育の可能性を探る一方で、SDGsや国連の目標に応じた持続可能な発展と平和の未来を切り開いていく取り組みです。

教育現場から生まれる学びが世界に届けられるこの循環は、子どもたちが未来への実践者となる道筋を開きます。これからもなかよし学園はその活動を続け、多くの人々と共に歩んでいくことでしょう。


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