子どもたちの命を守る着衣水泳体験会
春の陽気も感じられ、これからの季節は子どもたちにとって楽しい夏のレジャーシーズンがやってきます。しかし、この時期は水難事故が増えることでも知られています。そこで、株式会社ティップネスが「着衣水泳体験会」を開催し、子どもたちが自身の命を守るための知識や技術を学ぶ機会を提供します。
水難事故の実情
毎年、夏になると水辺で事故が発生しています。警察庁の調査によると、令和6年夏期には中学生以下の水難者は105名となり、その中で約17%にあたる18名が死亡や行方不明になっています。このような現実を受けて、子どもたちに水の怖さを学ぶ機会を設けることが急務となっています。
今、プール施設の老朽化から、小中学校での水泳授業は減少傾向に。その結果、子どもたちが実際に水に触れ、泳ぎの技術を学ぶ機会が少なくなっています。これは非常に危険な状況です。
合いことば「ういてまて」とは
ティップネスでは、「ういてまて」を合いことばに、子どもたちが水難事故に遭った時に自分を守るための方法を学ぶ着衣水泳体験会を行います。実際に衣服を着た状態で水に入ることで、普段は泳げる子どもでもどれほど難しいかを体験します。この体験を通じて、浮いて救助を待つことの重要性を伝えます。
体験会では、JSSスイミングスクールと共同で開発したプログラムに基づき、命を救うための心構えや救助の待ち方、また浮き具や周囲の利用方法などを学ぶことができます。
開催日と場所
ティップネス全店で行う着衣水泳体験会は、地域住民の方も対象にした「OPEN TIPNESS」の活動として位置づけられています。以下の日時に開催されます。
5月の日程
- - 29日(木):中野店、田無店、川口店
- - 30日(金):五反田店、上飯田店、武庫之荘店、太田店
- - 31日(土):石橋店、京橋店、宮崎台店、江南店、二俣川店、川崎店、瑞江店、武蔵藤沢店
6月の日程
- - 5日(木):浜松葵東店
- - 8日(日):蘇我店
- - 18日(水):鴨居店
- - 24日(火):塚口店
- - 25日(水):南行徳店
- - 26日(木):藤枝店、鶴見店
- - 29日(日):天王寺店、喜多見店、蒲田店、高槻店、イオンモール川口店、渋谷区スポーツセンター、和光市わぴあ
- - 30日(月):下井草店
7月の日程
- - 21日(月・祝):船橋店、大泉学園店
- - 29日(火):木場店
- - 31日(木):綾瀬店
また、JSSスイミングスクールとの共同開催も行われ、以下の日程で実施されます。
- - 5月25日(日):JSSスイミングスクール立石(東京都葛飾区)
- - 6月15日(日):JSSスイミングスクールおゆみ野(千葉県千葉市)
着衣水泳体験会の重要性
水に関する事故が多発する中で、ティップネスでは地域の自治体や学校と連携して、出張開催も実施しています。着衣水泳の経験を通じて、子どもたちが自分の安全を意識するきっかけとし、「ういてまて」の合いことばを浸透させる活動を積極的に行っています。
未来のために
私たちティップネスは、地域の健康と安全を守るため、着衣水泳を学ぶ機会を拡大していく予定です。その中で、命を守るための教育がどれだけ重要であるかを広く認識していただきたいと考えております。これは単なる教育ではなく、未来を築くための大切なステップです。ぜひ、この機会に参加して、子どもたちの安全を学びましょう。