中核大学の連携
2025-10-12 16:13:21

岡山大学が連携を進める中核大学強化事業とその意義

岡山大学と地域中核大学の協力関係



2025年8月29日、国立大学法人岡山大学は長岡技術科学大学を訪れ、遠隔操作機器の見学及び文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択された大学間での情報交換会を行いました。この会には、参加大学として千葉大学、大阪公立大学、九州工業大学などが名を連ね、技術部門の責任者たちが一堂に会しました。

遠隔操作技術の実演と体験



見学では、長岡技術科学大学の分析計測センターが提供する高性能機器を利用し、遠隔操作機器の使い方を体験しました。顕微鏡やXRD装置など、多くの共用機器は遠隔操作が可能となっており、実際にSEMやEPMAを通じてその操作性を学ぶ貴重な機会がありました。VPN接続やZoomを用いた解説により、大学間で技術を共有する際の課題や運用面での知見も深まりました。

先進的な相互交流



この情報交換会において、岡山大学は他大学との協力体制や、技術職員による組織の運営、キャリア育成に関する情報を提供しました。各大学の参加者は、遠隔操作技術を用いた教育方法や受託分析、講習会の活用に関する成功事例をシェアし、今後の教育課題や運用方針について意見を交わしました。

未来への期待



今回の活動は、岡山大学が技術者の育成や研究施設の共同利用を促進する一環であり、地域の研究機関との連携をさらに強化することを目指しています。本学は、他の高等教育機関とも協力しながら、研究の幅を広げていく意志を持っています。特に、地域からの貢献を強化するための試みとして、リモートアクセスによる研修や分析支援が重要になるでしょう。

岡山大学の総合技術部長、田村義彦氏がこのように述べています。「教員だけではなく、全ての教職員が力を合わせることで、私たちに求められている役割を全うすることができると信じています。今後も様々な挑戦に取り組んでいきます。」

研究大学群の形成へ



このような共同の取り組みは、研究大学群の連携強化だけでなく、高度なリサーチ能力を持つ人材の育成にもつながります。岡山大学は、国際的にも競争力のある研究機関となるために、積極的なアプローチで活動を続けていきます。

これからも、岡山大学及びJ-PEAKSによるさまざまな取り組みにご注目ください。地域の発展だけでなく、持続可能な社会の実現を目指して、新しい研究システムの構築を行っていくことを宣言します。


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