探究活動支援
2025-08-12 22:19:16

岡山大学生が倉敷青陵高校での探究活動を支援する取り組み

岡山大学の探究活動支援について



国立大学法人岡山大学が、倉敷青陵高校の生徒たちの探究活動を支援しています。この取り組みは2022年度からスタートし、今年度で4年目を迎えます。岡山大学データサイエンス部(DS部)の学生や大学院生たちが7人チームを組み、生徒の探究活動に協力する形で進行しています。

支援の内容



岡山大学の学生たちは、倉敷青陵高校に訪問し、課題設定や活動計画に関する相談に応じています。この態勢は生徒たちが主体的に学ぶことを後押しし、問いの設定、情報収集、分析、発表準備といった各段階でアドバイスを行うことが特徴です。特に、Slackを活用して彼らが持つ質問に対して即座にアドバイスがもらえる点が、生徒たちにとって大変便利となっています。

実施の背景



この支援活動は、「DXハイスクール」支援として知られる岡山大学の自らの方針に基づいています。初年度に支援を受けた生徒が、現在岡山大学DS部の仲間となり、後輩たちの探究活動を助けるなど、支援する側に成長しているのもこの取り組みの一部です。支援の連環を通じて、探究活動の質が高まるだけでなく、自身の学びが他者への支援へとつながる循環が生まれています。

生徒たちの声



最近、倉敷青陵高校の泉浩明校長は、「今年度は8分野98グループがそれぞれ独自のテーマに沿って探究を行い、発表に向けて準備を進めています。生徒だけでは追求できない分野も含まれているため、岡山大学の学生たちの助けが不可欠です。以前に比べて探究が速く深まっています」とこの活動の意義をしみじみと語りました。

継続的な支援体制



岡山大学は、今後も高校の教員や生徒のニーズに寄り添った支援活動を展開する考えです。地域の中核的な研究大学として、学生たちの成長を促すと同時に、教員の意識改革にもつなげていきます。

まとめ



この取り組みは、単なる学びの場を超え、地域の教育に新たな風を吹き込んでいます。探究活動における生徒たちの成長を応援する岡山大学の取り組みに、ぜひご注目ください。今後も地域に根ざした教育活動を通じて、持続可能な社会に向けた支援を続けていくことでしょう。


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