食研、新工場稼働
2025-03-12 16:31:19

株式会社食研が新工場稼働で増収を達成!人材育成も強化

食研、新工場稼働に伴う成長戦略



千葉県に本社を置く株式会社食研が、2023年12月に愛知県豊橋市に新工場を完成させ、本格的に稼働を始めました。この新施設は、約55億円という大規模な投資により実現しました。

来る2025年3月期、同社は売上高79億円、営業利益3億円を見込んでおり、前年を上回る増収を達成する見通しです。ただし、新工場の減価償却費が影響し、営業利益は前年より若干減少する見込みとなっています。それでも、今回の工場稼働が将来的な成長に向けた重要なステップであると位置づけられています。

給与・賞与の引き上げ



さらに、株式会社食研は2025年4月から全従業員を対象とした賃金の引き上げを実施することを発表しました。正社員の昇給では平均1万8000円の上昇を見込んでおり、この引き上げ率は6.0%に達します。嘱託社員には5000円、パート社員に対しては平均50円という時給アップが行われる予定です。これにより、年間で約10万円の収入増を実現することが期待されています。

日本語習得支援の強化



また、食研は人材確保と従業員の定着を目指し、外国人従業員に対する日本語支援も強化します。技能実習生や特定技能の従業員を対象に、日本語検定に合格した方には褒賞金や月払いの手当が支給される制度を新設します。この制度によって、より多くの外国人従業員が日本語を習得し、企業内での活用が促進されることを期待しています。具体的には、合格者への褒賞金は、1級で50万円、2級で10万円、3級で1万円といった具合です。

経営計画「Connect 2028」



食研は、2024年4月からスタートする「Connect 2028」という中期経営計画に基づき、今後5年間での成長を目指しています。特に、「組織基盤の強化」を重要な課題として掲げ、人材育成や人的資源への投資を積極的に行う方針です。

このように、株式会社食研は新工場稼働を機に、さまざまな施策を通じてさらなる成長を目指しています。地域貢献や人材育成をしっかりと進めながら、持続可能な企業としての成長を続けていくことでしょう。

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