「吊り足場『クイックデッキ』の日」の誕生
日綜産業株式会社が9月19日を「吊り足場『クイックデッキ』の日」として登録しました。これは、同社が誇る先行床施工式フロア型システム吊足場「クイックデッキ」の社会的意義を広めるための重要な取り組みであり、特に今の時代において必要不可欠な意義を持っています。
記念日制定の背景
最近、社会インフラの老朽化が問題視されている中、吊り足場の役割が再評価されています。特に、橋梁や高速道路など、経済成長期に作られたインフラが一斉に更新期を迎え、メンテナンスの需要が高まっています。この状況を受けて、日綜産業は「クイックデッキ」という製品を通じて、安全で効率的な施工を支えています。
「クイックデッキ」は、NETIS準推奨技術に認定された技術であり、従来の吊り足場が抱えていた課題を克服しています。特筆すべきは、床を先に設置する先行床施工方式を採用している点であり、これにより高所での作業リスクを大幅に減少させています。この技術は、2014年から提供され、以降全国の現場で多くの実績を積んできました。
安全な現場づくりの重要性
「吊り足場『クイックデッキ』の日」では、毎年9月19日を中心に、安全性や社会的価値を広める活動に取り組みます。セミナーやSNSでの啓蒙活動など、多岐にわたる広報を展開し、吊り足場の重要性を再認識してもらえる機会を創出します。これにより、同じような課題を抱える業界全体の安全性が向上することが期待されます。
ブランドの進化
また、「クイックデッキ」ブランドは、さらなる親しみやすさを追求し、ロゴを一新しました。「クイックデッキライト」は「QuikDeck Lite」と表記が変わり、より現場に愛される製品へと進化しています。この新しいロゴは、さらなる成長とともに、作業員やお客様にとっての安心を象徴しています。
日綜産業株式会社について
日綜産業株式会社は1968年に創業され、安全な足場を提供するメーカーとして成長してきました。社員数435人という規模ながら、設計から製造、販売、レンタルに至るまで、一貫して足場に関わる事業を展開しています。特に「建設労働災害の撲滅」を理念に掲げ、業界での死亡災害ゼロを誇っています。
このような企業としての信念があるからこそ、「クイックデッキの日」という記念日を通じ、広く安全性を伝え、業界全体の底上げに寄与できるのです。
終わりに
9月19日は「クイックデッキの日」として、日綜産業の歴史や理念を再確認する日となります。吊り足場技術の重要性を広めることで、より安全な作業環境を実現することが期待されます。これからの年間イベントや活動が、この取り組みを一層進化させてくれることを願っています。