地域とともに進化する！新たな教育の拠点として生まれ変わったthankaの魅力

新たな歴史を刻む学校法人thanka

千葉県野田市で地域に根付いた教育を提供してきた学校法人加藤学園が、新たに「学校法人thanka」として生まれ変わります。創立48周年の節目を迎えた2025年4月、この新たな名称と共に新しいアイデンティティを掲げ、教育・保育の役割を拡大し続けます。これからの時代に必要な多機能な地域型法人に進化を遂げるその背景について詳しくご紹介します。

歴史的な背景と新しい法人名

学校法人加藤学園は、1977年に設立された野田北部幼稚園から始まりました。当初から、「建物ではなく人を世に残す」という理念のもと、地域の子どもたちに寄り添ってきました。しかし、少子化や社会の変化に直面し、教育や保育の役割が多様化する中で、法人名を「thanka（さんか）」へとの改称が必要だと感じられました。新たな名称には、「燦花」「讃歌」「参加」の三つの意味が込められ、地域の子どもたちや住民、すべての「参加」が育まれることを願っています。

新たなCI（コーポレートアイデンティティ）と理念

新たに策定されたCIは、理事長の加藤裕希とクリエイティブディレクターとのコラボレーションによって生まれました。約1年間の議論を経て、法人の未来像が再整理され、法人のミッション・ステートメントとして「手を繋ぎにいく」という言葉が選ばれました。この言葉には、地域に存在する不安や戸惑いを抱える人々に手を差し伸べるという強い意志が込められています。ロゴも漢字「手」を基に設計され、異なる主体がつながろうとする状態を象徴しています。

園舎の新設とリニューアル

ここ数年で、thankaでは園舎の新設や大規模リニューアルが行われました。2018年には、「thankaこども園のだ」が開園し、その後も「thanka幼稚園のだほくぶ」の新しい園舎の建設が進められました。この新しい構造は、園がまるで小さな村のように結びつき、子どもたちが安心して主体性を持って活動できる環境を提供しています。2025年春には、新園舎の竣工が予定されており、名実ともに教育拠点としての役割を果たします。

事業の統合と新しいWEBサイトの開設

これまでは個別に運営されていた4つの事業所が、2025年の春に向けてWEBサイトを統合しました。新たに開設されたhttps://thanka.ed.jpでは、教育、保育、子育て支援といった視点からの情報が一つの庭のように集約されています。子どもたちの学びや職員の姿勢がシームレスに伝わるような丁寧な設計がなされています。このWEBは、「手を繋ぎにいく」という理念を具現化するためのデジタルハブとして機能し、地域とのつながりを大切にしています。