スローシティに学ぶ
2026-02-04 11:23:25

スローシティの理念を学ぶ大学生たちのスタディツアーの実施

学生たちが体験した「スローシティ」の魅力



地域の知恵や文化を尊重し、ゆったりとした暮らしを大切にする「スローシティ」。この理念を学ぶため、慶應義塾大学と共愛学園前橋国際大学の学生たちが、宮城県気仙沼市と群馬県前橋市を訪れ、スタディツアーを行いました。この取り組みは、スローなまちづくり全国推進委員会によって実施され、参加者は地域の魅力をじっくりと体感しました。

スローシティとは?



スローシティ運動は、速さや効率を重んじる現代的な流れに対して、地域の特性や自然との調和を大切にし、住民が「よく生きる」暮らしを目指す国際的な運動です。

現在、日本においてスローシティとして認定されているのは、気仙沼市と前橋市の2都市。彼らはこの運動の普及に力を入れており、地域の食や文化を尊重したまちづくりを推進しています。

スタディツアー実施の背景



このスタディツアーは、2025年8月19日から22日にかけて実施され、前橋市の大学生が気仙沼市でのスローシティの体験に参加しました。気仙沼市は、2013年に日本初のスローシティとして認可され、震災後には「海と生きる」をテーマに地域の再生に取り組んでいます。学生たちは地域の住民や文化に触れながら、「よく生きる」まちづくりの意義を深く理解する機会となりました。

プロジェクトの内容



スタディツアーでは、2つのテーマに基づくプロジェクトが実施されました。

1. かるたプロジェクト:学生が体験した気仙沼の魅力を、46枚の札を用いて表現しました。これにより、参加者は自身の視点で地域の良さを掘り起こし、創造的な形で表現することが求められました。

2. 幸せ調査:ウェルビーイングの研究を基に、気仙沼の風土と地域住民の幸福感についてアンケート調査が行われました。地域の特性を考慮し、幸福度に関するデータを集めることを目指しました。

この調査結果は、8月21日にスクエアシップでの中間発表で共有され、市長や地元の方々との意見交換も実施されました。特に、参加した多くの市民や事業者からは温かい協力を得ることができました。

さらに広がる取り組み



続いて、8月28日には慶應義塾大学の学生たちが、前橋市を訪れ、他地域におけるスローシティの実践状況を学ぶためのスタディツアーを行いました。ここでは、スローシティ前橋・赤城地域の環境が観察され、地域の事業者から直接現地での取り組みについて学ぶ貴重な機会が得られました。さらに、スローシティの理念を共有することで、参加者は今後地元香取市での取り組みに活かせる貴重な学びを得ました。

必要な資源や活動を大切に育てる姿勢が、参加者にとって新たな視点をもたらし、地域づくりにおける重要な要素となるでしょう。

結びに



「スローシティ」は、ただの観光地や地域振興の手段ではなく、地域の文化や価値を再発見し、次世代へと受け継ぐための持続可能な活動です。学生たちが交わした会話や学びの数々は、今後の地域づくりやコミュニティへの理解を深める貴重な経験となりました。スローシティの理念を体感した学生たちが、その後どのように地域に還元していくのか、目が離せません。


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