南房総のクラフトラムメーカー「ペナシュール房総」とJR東日本の出資契約
JR東日本ローカルスタートアップファンドが、千葉県南房総市でクラフトラムの製造および販売を行うペナシュール房総株式会社に出資しました。この取り組みは、地元の自然や文化を大切にしながら、持続可能な地域社会の形成を目指すものです。
ペナシュール房総の魅力
ペナシュール房総は、2021年に設立された比較的新しい企業で、国産のクラフトラムを強みとしています。特に、かつて行われていたサトウキビの栽培を復活させ、蒸留から熟成までを一貫して行う「Farm to Bar」を実現しています。この過程では、南房総の豊かな自然と風土が大いに活かされ、地域ならではのラムが生まれています。
自社の畑で育成されたサトウキビを原料に、改修された古民家の蒸留所で製造を行っており、その品質は国内外で高い評価を受けています。フランスの美食ガイド誌「ゴ・エ・ミヨ」では、世界のラム酒に携わる15人の一人に選出されるなど、その名声は広がっています。
さらに、枯渇してしまったサトウキビの搾りかす「バガス」を活用した新しい製造方法の開発にも取り組んでおり、千葉大学との産学連携により特許申請も行っています。このような研究開発からは、地域の未来創造に向けた期待も寄せられています。
JR東日本との協業
この度の出資により、JR東日本とペナシュール房総の間には協業関係が形成されます。このパートナーシップによって、両者は「人の流れを通じた地域の持続的発展」を一層強化することを目指しています。
これまでにも、外房線でのイベント列車でのラム酒の提供をはじめ、地域の魅力を発信する取り組みが行われてきました。今後は「クラフトラムづくり」を核にしつつ、農業、加工、発信、体験といった要素を結び付け、地域と世代を越えた持続的な関わりを生み出していく方針です。
未来への期待
ペナシュール房総は、そのラムが将来的に世界中の酒場でトレンドとなることを目指しています。「BOSO」を一杯オーダーされる存在となるために、ますますの成長を目指しており、地域の観光や教育関係者との連携も視野に入れています。
この動きは、地域に滞在する人々を増やし、南房総の自然と文化を存分に楽しむ新たな流れを生み出すでしょう。JR東日本グループとの連携を通じて、地域の価値を高め、持続可能な社会を実現するという大きなビジョンを持っています。
まとめ
南房総のクラフトラムメーカー、ペナシュール房総への出資は、地域活性化の新たな一歩です。地元の資源を最大限に活用したラム酒づくりを通じて、府内外を問わず数多くの人々に愛されるブランドを目指す同社の未来文化への期待が高まります。これからの動向に注目です!