守谷高校の平和カルタ
2025-09-09 13:41:23

茨城守谷高校のSDGsカルタが世界の子どもたちと平和をつなぐ

茨城守谷高校のSDGsカルタが世界の子どもたちと平和をつなぐ



最近、茨城県にある守谷高校での「SDGsカルタ」の取り組みが、国内外で注目を集めています。特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(代表:中村雄一)との共働きにより、全国の学校と連携して制作されたこのカルタは、世界各国の平和構築に貢献する教育ツールとして用いられています。特に、その活動がアフリカや中東地域においてどのように影響を与えているのかが、公開された講演会で紹介されました。

1. 「なかよしカルタ」とは



「なかよしカルタ」は、国内の多くの小中高校と連携し、平和・環境・SDGsをテーマにした教育ツールです。遊びながら学ぶこのカルタは、特に戦争や貧困に苦しむ地域での平和教育に活用されています。守谷高校の生徒たちが制作したSDGsカルタもその一環として、ケニアやシリア、ルワンダの教育現場で導入されています。このカルタを通じて、現地の子どもたちが平和や環境問題について考える機会を持つことができるのです。

2. 守谷高校での講演会(9月8日)



9月8日、守谷高校で行われた講演会には、なかよし学園プロジェクトの中村代表が登壇。生徒たちが制作したSDGsカルタの活用について発表しました。ケニアではこれが環境保護や平和学習の教材として使われる一方、シリアでは困難な状況にある生徒たちの交流授業に役立っています。ルワンダでは、過去の悲劇を克服し未来を築くための教育支援に寄与。このように、各国での使われ方を通じて、守谷高校の学びが世界とつながっていることを実感できる機会となりました。

3. 国際的な発信と評価



守谷高校のSDGsカルタの取り組みは、国連ACUNS学術会議で紹介されるなど、国際的に評価されています。このような高校生の活動は、世界の課題解決に向けた教育の創造的運用として、確固たる存在感を示しています。同様の取り組みは、全国の他校にも波及し、歴史と平和を題材にした対馬西部中学校の「平和カルタ」や、名古屋の中学校による「防災カルタ」など、多様なテーマでの教育が進行中です。

4. グローバル人材育成への展開



今回のプロジェクトは、単なる国際交流を超え、日本の生徒自身が国際社会において「声」を持つ経験となりました。カルタ制作や講演を通じ、彼らは「世界の一員」としての意識を醸成し、新たなグローバル人材へと育っています。

5. コメント



教授のコメントによると、生徒たちが作ったカルタが遠くの子どもたちにも活用されていることに驚きを感じ、平和への思いが国境を越えることを再確認したとのこと。県立高校から世界に向けた教育プログラムの意義が強調されています。また、中村代表は、平和を願う思いはどの国の子どもたちにも共通であると述べ、このプログラムが国境を越えた希望を生む「奇跡の架け橋」であると力説しました。

今後の展開



守谷高校のSDGsカルタの取り組みは現代の教育に新しい風を吹き込み続けています。今後も、なかよし学園プロジェクトは「なかよしカルタ」を通じて地域と国際社会をつなぐ活動を拡大していく予定です。すでに全国50校以上が連携しており、この取り組みが教育委員会の後援も受けて進化しつつあることが期待されています。生徒たちが作り上げた教材が、未来を担う子どもたちに国際的な視野を提供することを目指しています。


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